日本が天一国となるシミュレーション

現実を見れば、絵空事にも思えそうなテーマを真面目に考えることは、当ブログの真骨頂とも言えます。今回は、SF小説のように・・

2034年(信俊様 満30歳)世界を見渡すと数ヶ国が、天一国合衆国への加盟申請を検討する状況となっていた。遡ること10年前の2024年、南太平洋の小さな島で天一国合衆国は、産声を上げた。大艱難と呼ばれた世界的混乱期を抜け出し、やっと落ち着きを取り戻した時期のことであった。

2034年、日本では、聖殿党が支持率3%となり、自由と責任を党是として、各党保守勢力と今後の日本のあり方を建設的に議論していた。

日本世論は、憲法改正反対が3割、政治に無関心が4割、憲法を改正して日本を生み変えようとする勢力が3割という状況であった。既に、国民投票法が成立し、国の方針を大きく変えることも理論上できるようになっていた。

ある政策集団の中では、天一国合衆国憲法に沿った形で、現状の日本国憲法をベースにアレンジされた日本州法の草案が検討されていた。

また、日本州となった場合の日米安全保障条約の改定草案も検討されていた。

また、別の工程表作成委員会では、天一国合衆国との交渉日程、アメリカ合衆国との交渉日程、プレスリリース日程、そして、天一国合衆国憲法 第五条 第三節 1 に則り、日本州として天一国の連邦への加入を申請するかしないかを国民投票するVdayの計画策定は、最終段階となっていた。

by ロード

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