今年一年を振り返って(個人路程)

個人的な出来事に関して、今年一年を振り返ってみれば、トップは脳梗塞による2週間の入院でした。後遺症なく無事に退院でき、現在は元気に歩ませて頂いております。

3年ほど前、当時所属していた家庭連合のS教会長が脳出血で入院されました。私と年齢も体型も似ていたため、身につまされる思いでした。S教会長が、お父様のみ言を語られるときは、まるで直接聞いてきたような臨在感をもって語ってくださいました。夫婦仲も素晴らしく、尊敬に値するリーダーでした。私が脱サラして商売を始める際に、店舗を聖別し祝祷していただいたこともあり、とても身近に感じていました。お見舞いに行き、大きな衝撃を受け言葉を失いました。元気な時の表情も、入院中のお姿も、共に脳裏に焼き付いています。

これらのことを通して、いろいろ考えさせられました。

私は、今まで常に真面目に努力し、懸命に考えてきたつもりでしたが、人生の重大事項の大部分は、個人的な努力の範疇を超えたところで決まってしまっていたように感じます。

例えば、再臨主と同時代に日本に生まれたこと。真理を求め続けてきた訳でもないのに、統一原理に出会い、受け入れることができたこと。結婚相手をお父様に委ね、家庭を持ち子女を授かることができたこと。サンクチュアリに移ることができたこと。脳梗塞で倒れても後遺症なく回復できたこと。などなど。

どれ一つ取っても、自分に条件・功績・能力・努力があったからではないことは明らかです。私には何もありません。ナシングでした。ただ一方的な神様の計らいであり、お父様の愛と許しと犠牲の賜物でありました。

私は、自分の人生を蘇生・長成・完成の三段階で考えています。蘇生期は、み言に出会うまでの少年時代・青年時代の25年間。長成期は、お父様に委ねて歩んだ統一教会時代・家庭連合時代の30年間。完成期は、亨進二代王様・三代王権を戴いて歩む、これからの壮年時代・老年時代です。

地上生活が、あと何年間、許されて生きられるのかは分かりませんが、霊界に旅立つまでに、少しだけでも恩返しして行きたいと思います。

by ロード

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