Xデイを間近にして

この数週間で、多くの政治コメンテーター、外交評論家、軍事アナリストらの論説を読みました。その中で最も説得力のある主張は、狐狸庵さんの記事でした。


亨進様は「自由のために戦った愛国者たち」の解怨をされ、お父様は天軍を組織されます。


http://2000green.blog.fc2.com/blog-entry-391.html

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以下は、私の個人的な意見を含めた感想です。

まず、金正恩はトランプ大統領を取り違えていた。オサマビン・ラディンイラクフセイン核兵器を持っていなかったので滅ぼされたのであり、アメリカは核保有国と戦争したことはなく、核ミサイルを持てば交渉してもらえると考えたが、トランプ大統領は、甘くはなかった。

2月から4月にかけて、アメリカ政府は、日米首脳会談、米中首脳会談、そして、立て続けに、マティス国防長官、ティラーソン国務長官、ペンス副大統領のアジア・ロシア歴訪がある。これは、戦争準備外交と見なす方が自然である。

では、アメリカによる北朝鮮への先制攻撃・斬首作戦が決行されるXデイは、いつであろうか。迎撃システムTHAADが実戦配備され、ペンス副大統領が訪問先から米国に帰国し、指導部の安全が確保された4月下旬の可能性が高いと思う。国連決議違反と自衛権行使を大義とした、アメリカ国民の生命と財産を守るため、究極的なアメリカファーストを実行すると思う。作戦の概要は、例えば、Xデイに突然、宣戦布告し、その直後にサイバー攻撃バンカーバスターで司令部を叩き、続いて巡行ミサイルトマホークを数百発撃ち込んで主要軍事拠点を壊滅させる、翌日、地上軍を投入し、1週間後には完全制圧する。

もし、この動きを察知した北朝鮮が、破れかぶれの先制攻撃を逆に4月上旬に仕掛けた場合、北朝鮮体制は米軍の反撃によって瞬殺されることになるが、ソウルの被害は甚大となる。特にダムを決壊させた場合の洪水被害が大きいと思われる。日本にも複数のミサイルが飛来し、迎撃で完封できなければ、着弾する。

仮に、戦争とならずに、5月の韓国大統領選挙を迎えた場合には、もっと悲惨な事態となる。左翼政権が誕生し、国民抵抗権が発動されれば、内戦必至となる。北朝鮮主導の連邦制となれば、指導部から見れば、財閥や宗教人は、真っ先に排除したい危険分子となる。突然、出国禁止となり、韓国国民は、事実上の人質となる。

アメリカによる先制攻撃が、最も可能性が高いと思うが、その場合、トランプ大統領は、世界中から非難されることになる。その時、トランプ大統領を支持する運動は、正念場を迎えることになる。

by ロード


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