旧約聖書エゼキエル書の終末予言

#58 激動する世界の行方と聖書預言 高原剛一郎



開始後41分〜72分


【要点】

旧約聖書エゼキエル書は、今から2600年前に書かれた。エゼキエルとは預言者の名前であり、その38章に終末時代の予言が含まれている。2節にあるメセクとはモスクワのことであり、モスクワはロシア西部に位置する。トバルとはトボリスクのことであり、ロシア東部の都市です。マゴグはカスピ海黒海より北方の辺境の地を指す。すなはち、メセクとトバルとマゴグを有する大国ゴグとはロシアを意味する。5節のペルシャはイランを指す。6節のベテ・トガルマはトルコを表す。16節に、これらの国(ロシア・イラン・トルコ)がイスラエルを攻撃すると書いてある。

20世紀以前には仲が悪かったロシア・イラン・トルコは、現在、シリア和平会議を開催して仲良くしている。また、ヨーロッパや中国に対しても存在感を示している。

8節に、イスラエルの人々が集められ、みな安らかに住めると書かれているイスラエル国家が1948年に建国された。19節〜21節で、全ての人が恐れおののく大地震が起き、攻めて来た軍隊は同士討ちをして瞬時に壊滅する。

23節に多くの国々の民の目の前でとあるので、エゼキエル書で予言している終末とは、インターネットの普及した現在となる。そして、わたしが主であることを知るとは、世界の人々はエゼキエル書の予言が現実に起こることを見て、エゼキエル書を書かしめた創造主である神を畏れ知るようになる。

もし、トランプ大統領が弾劾されて辞任すると、ペンス副大統領が大統領になる。ペンスは聖書予言の研究を趣味にしていて、彼の世界観は聖書の終末観です。

聖書とは宗教の本ではなく、現実の世界で起きることを告げ知らせ警告し真実を明らかにする本なのです。是非、皆様も聖書に触れ、そこで語られていることを知っていただきたいと思います。


http://bible.salterrae.net/kougo/html/ezekiel.html


【感想】

エゼキエル書の原文(上記URL参照)を読んだだけで、予言の内容を自力で解釈することは、ほとんど不可能です。数多くの神学者や聖書研究家が長い年月を掛けて到達した結論を高原氏がまとめて、現在の世界情勢と組み合わせて講話されました。歴史的重みを考えた場合に、世界各地に輩出した予言書と比較して、聖書予言は別格と言えます。エゼキエル書の終末予言は、艱難時代の世界情勢を予測する指針ともなり、亨進二代王様のみ言を理解する上で、ひとつの補足資料になると思います。


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