太平洋戦争の目的は中国の共産化だった

「その2」

1/2【馬渕睦夫グローバリズムの罠 国難の正体 前半



開始後15分〜33分


【内容】

国共内戦で、蒋介石が勝勢だった時、アメリカは蒋介石に「勝たないで、共産党連立政権を作りなさい」と言うのを聞いて蒋介石は驚愕した。実はアメリカは国民党軍の同盟国ではなかった。

馬渕先生の結論は「アメリカは民主主義のために太平洋戦争を闘った訳ではなく、アメリカは中国を共産化するために太平洋戦争を闘った」です。

共産化の波が中国大陸に押し寄せた時、日本は国体に合わない共産主義に明確に反対した。アメリカは日本に味方せず、むしろ中国を共産化するために日本を邪魔だと感じていた。まず、蒋介石を使って日本と戦わせ、戦後は毛沢東を用いた。

ソ連ロシア革命が成功し、共産主義政権ができたのは、人民の支持を受けたからではなかった。ウォルストリートの国際金融資本家が支援したから成功した。

日露戦争で日本の国債を買ってくれたヤコブ・シフを日本は恩人と見なしていたが、実は彼は同時にロシアの国債も買っていた。

レーニンは封印列車でソ連に入ったが、人民のチカラだけで、封印列車ができるはずはない。ロシア革命は外から作られた革命であった。

弱体であった毛沢東が、中華人民共和国を建国できたのはアメリカが支援したからであった。その後、毛沢東は、アメリカと仲良くしようとしたが断られた。それで、ソ連に近づいたが、スターリンとは反りが合わなかった。その時から中ソ対立の種は蒔かれていた。

ソ連は中国より先に外から作られた国だから先に解体された。中国共産政権は1度も人民による選挙の洗礼を受けていない。共産党幹部はウォルストリートと組んで金儲けしている。中国人民は、建前上プロレタリアートの政権に搾取されている。

中国経済バブル崩壊が始まっているので、ゴールドマンサックスは中国から撤退した。

民主党の3年半のどうしようもない政策の時でも、日本が持ちこたえたのは、日本国民の民度が高かったからだ。民主党の再生はあり得ない。

結論は、共産主義グローバリズムの根っこは同じということ。国難の正体は共産主義思想である。日本共産党共産主義思想を全く分かっていない。共産主義思想とはウォルストリートの思想であり、大資本家の思想であって、現在はグローバリズムという衣を着ているだけである。



【感想】

もし、マルクス理論が正しくて、共産主義体制となることが歴史の必然であるならば、最も資本主義体制の進んだイギリスで共産革命が起きるはずであった。と聞いたことがある。資本主義の遅れていたロシアで革命が起きたのは、歴史の必然からではなく、外から作られた革命であったからである。

私たちは、学校教育とマスコミ報道に毒されて真実を見抜く目が曇っている。真珠湾攻撃ルーズベルトの策略だと言われても簡単に理解できないし、明白な偽情報だったイラク大量破壊兵器ですら頭が混乱します。

それにしても、共産主義は貧しい労働者が団結して資本家を打倒する思想だと信じていましたが、実は特権階級のブルジョアジーが大多数の弱いプロレタリアートから搾取する思想だと聞いて目から鱗でした。


by ロード



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