言語文法史から見た進化論が誤りである証拠

62 世界最古の文明都市バビロンと言葉の混乱 聖書の真実シリーズ12 高原剛一郎



開始後11分〜36分

【内容】

・進化論では、どうしても説明できないことがある。それが言語です。

・ここで言う言語とは、文法体系を持っている言葉のこと。進化論者は、長い年月を通して徐々に複雑な文法を獲得してきたと主張するが、それでは、どうしても説明できないことがある。

・1番目、人間の脳には、あらゆる言語に対応するベーシックソフトがあると言う考え方が主流で、脳のブローカ野と言う部位に言語能力は生まれつき存在する。しかし、たとえ、ブローカ野と言う部位があっても、働かせなければ話せるようにはならない。3才までに母国語を覚えると、他の言語への対応力が減衰する。

・2番目、進化論では世代を重ねて少しずつ言語能力を獲得してきたと説明しようとするが、言語は、始めの人から完璧に話していたと言う前提があり、完全に話せる人に育てられなけられば、次の世代に伝えることはできない。

・3番目、言語文法史的な論拠に関しては、進化論では決定的に説明できない。オノマトペ(動物的な唸り声)から抽象的な言葉を積み重ねて言語を発展させてきたと言う説を真っ向から否定する説が言語文法史である。現在約4000の言語に共通することは、古い言語ほど文法は複雑であり、時が経つにつれ文法は簡単になる。

・言葉は伝達手段だけではなく、言葉によって深く考えることができる。複雑な文法体系を使いこなせる人たちは、物事を正確に考えることができる。

・進化論では昔に遡るほど動物的唸り声に近づくと言うが、実際には、昔に遡るほど複雑な文法を使いこなし、深く考えていた。これは進化論の誤りを示す決定的な論拠となる。



【感想】

高原氏の講話は、主題以外にも、興味を引く話題が満載で、聞いていて楽しいし、勉強にもなる。そして、必ず最後は、聖書とイエス様を証して講話を結んでいる。

言葉の伝達とは数学的帰納法みたいだなと感じた。

ただ、言語学的に進化論の誤りを指摘したとして、創造論的な観点から疑問が残る。アダムとエバは生まれつき完璧な会話能力を持っていたのか、それともアダムとエバに言葉を教えた存在がいたのか。



by ロード



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