レールガンは完璧な専守防衛ミサイル迎撃システムとなれるか

【上念司】 おはよう寺ちゃん 活動中 2017年8月7日


開始後24分〜28分

【内容】

原爆の日広島市長が、国連核兵器禁止条約に加入しなかった日本政府を責めたが意味がない。この条約に入れば、日本を核攻撃する国がなくなる保証はない。

むしろ、核ミサイルを無力化することを考えるべきだ。現状では弾道ミサイルを撃ち落とす迎撃ミサイルは大変高価である。相手国が安価なミサイルを大量に持つと日本は高価な迎撃ミサイルを多数持つことになり、コストパフォーマンスが悪い。この方法は財政的に破綻する。

これを解決するため、レールガンが開発中であり、米軍では、かなりのレベルまで来ている。火薬を使わず超電導の力で鉄球を加速し高速(マッハ7、射程200km)で発射できる。完成し実戦配備されると、弾丸一発一発は安くなりミサイル防衛が画期的に進歩する。米軍は日本の技術も利用している。

精神論で「核兵器は絶対悪だからやめましょう」と言っても、どうせ相手国は言う事を聞いてくれないから無駄である。核兵器を無力化する技術を持ち、撃ち込んで来た核ミサイルを全て撃ち落とすことができるようになれば、「核開発やミサイル核開発に、お金を使うだけ損ですよ」と言えるので核軍縮は、飛躍的に進展するはず。




【感想】

以前、レールガンと言う言葉と仕組みを聞いたことがある。日本は高い技術を持っていながら、政治的な判断ミスでレールガンを開発するタイミングを逃した。将来高価なレールガンをアメリカから調達するしかないと悔しがっていた。それを聞いた時には、高性能バズーガ砲のような兵器だろうなという印象を持ち、弾道ミサイルを迎撃する兵器になろうとは想像もできなかった。

今回、肩書きは経済評論家だが、軍事評論家顔負けの上念司氏の解説を聞いて、レーガン大統領時代のSDI構想を思い起こした。SDIはソ連崩壊のトリガーとなった。

上念氏は簡潔に指摘していたが、反核平和運動は共産陣営の核兵器から目をそらし、日米同盟弱体化だけを推し進めようとする邪悪な活動である。安易に「戦争反対、核兵器反対」と唱えるだけでも彼らに加担することになる。反核平和運動が壊滅するまで、嘘と欺瞞を暴き続けなければならない。

国進様は「イエス様は武器を製造しました。両替商を追い払った鞭は武器でした」と語られました。我々も発想の転換が必要だと感じています。


by ロード


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