霊界メッセージに関する随筆

私は、霊界メッセージには関心が低い方だと思います。


お父様がご存命中に、李相軒先生の霊界メッセージを勧められたことがあります。その時は、その霊界メッセージを全て読破しましたが、同時に外部の人の意見も目にしていました。



例えば、統一教会にやや批判的な佐倉哲氏の「統一教会の霊能者」というエッセイなどです。説得力ある論説なので、一般食口が反駁するには、かなり手ごわいと感じました。

(閲覧注意)

http://www.j-world.com/usr/sakura/other_religions/uni_shamanism.html




さて、最近、澤田地平さんブログで紹介された霊界メッセージ、金美京著「天から来た通知」が注目を集めています。今回は、なぜか気になったので、長文だったこともあり、テキスト読み上げアプリにて3度聞きました。今回の霊界メッセージは反響も大きく、多数のコメントが投稿され、別のブログ記事に取り上げられたりもしていて、それらを読むことで、様々な信仰観・霊界観の勉強にもなりました。



実は私は、霊界メッセージは、メディア報道に似ていると考えています。真実に極めて近いこともあれば、フェイクニュースや印象操作の場合もあり、メディアごとや霊媒師ごとの違いもあります。ただ自分自身に霊能力や海外取材能力がない以上、霊界メッセージやメディア報道に頼る以外に情報を入手する術がありません。





今回の霊界メッセージでも、次の一節は真実に近いと感じました。

「33 大母様の霊界生活

大母様は今、霊界で良心の呵責を感じられて、お母様の代わりに自ら地獄の入り口で、統一家の食口達が地獄に落ちるのを止めるために努力されています。傷ましい事ですが、これが霊界の現実です。大母様は私達すべてが地獄に来ないことを願われながら、地獄の門をご自身自ら、止めておられます。」





ところで、私は、霊界メッセージやメディア報道さらには歴史認識に関して

「事実は、シャボン玉」という持論を待っています。

但し、ここで言うシャボン玉とはブログ主シャボン玉さんのことではなく、石鹸水を使って子供と遊びながら作る普通のシャボン玉を指します。

そのココロは、

同じ出来事でも、見る角度によって全く別の模様に見える。ほんの少しだけ観測時刻を変えても全く異なる見え方となる。

普遍化でき一般化できる特殊なケースだけ「真実は1つ」と言えるのであって、事実の多様性や事実の許容誤差範囲を認めた方が、妥協による落とし所を見つけやすくなる。

つまり、言い換えれば、霊界メッセージやメディア報道や歴史認識において「事実は、1つに定まらず複数の顔を持つ」と言う考え方です。



by ロード




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