半島危機の今後の見通し

【桜便り】米韓軍事演習と北朝鮮の対応~野口裕之 / 沖縄左翼の暴力には負けない/ボギーてどこん辺野古で展開される左翼の横暴な海上抗議行動 / 視聴者の問いに答える[桜H29/8/23]



開始後10分〜30分


【内容】

ベトナム戦争でなぜ敗北したかと言うと、軍事的合理性よりも政治的合理性を優先したから。

・トランプ大統領の過激な発言と側近のなだめが効果的に北朝鮮を抑制させている。

・アメリカが公表していないレッドラインを文在寅はICBMと核実験だと明かしてしまった。もし故意なら北のエージェントであり、故意でなくとも、彼の安全保障感覚はお粗末である。

北朝鮮から先制攻撃すれば、中国は座視するだろう。アメリカから先制攻撃すれば、中国軍鴨緑江を渡って終戦後の交渉に向けた勢力圏を確保すると思われる。

・11月の中国共産党大会までは、中国は強気に出られない。11月まで中国が経済制裁で本気にならなければ、軍事的リスクが急激に高まる。

・アメリカが中国に経済的な圧力を強めるとアメリカも損失はあるが、中国の方が遥かに痛手は大きい。それを政権メンバーは知っているので一枚板にまとまるはずだ。そして国務省などに残っているオバマ政権時代からの職員は一掃される。

北朝鮮は百以上の国と国交をむすんでおり、中国だけが蛇口を閉めても抜け道はある。ヨーロッパは北朝鮮問題に対する緊張感は高くない。

・アメリカは、政治的合理性や経済的合理性よりも軍事的合理性を優先させるべきであり、その一点に尽きる。

・日本の民進党代表候補の2人とも安全保障関連法案が憲法違反と言っているが、自殺行為であり売国行為である。危機感がなく弛緩しきっている。




【感想】

ミクロ圏で条件が立った場合の見通しを考察してみた。トランプ政権でコンセンサスが取れ、トランプ大統領は中国に対し強く出る腹を固めた。9月23日までに北朝鮮向け石油輸出の完全禁輸を実施しない場合には、バンクオブチャイナの国際決済を禁止すると通告した。中国は激しい内部闘争の末、今回はアメリカに同調することを決定した。金正恩は、世界を敵に回して戦争を仕掛けて滅びるか、核放棄して国外逃亡するか、二者択一を迫られることになった。そして、9月30日6回目の核実験が実施された。10月に入ると東アジアは全く新しいステージに移ることになった。


by ロード



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