米中関係の推移、及び、在日米軍の存在意義

報道特注【北朝鮮緊急撮って出しSP後編】 米本土攻撃可能なICBM発射!

(その3)





開始後2分〜11分


【内容】

4月の米中首脳会談で100日間の猶予を与えて、中国に北朝鮮を締め付けさせたが上手行かず、中国はアメリカにボールを投げ返し、アメリカが先制攻撃をしても1951年の中朝軍事同盟を発動しないという約束を公開往復書簡でした。8月10日の環球時報で、アメリカが先制攻撃した時に静観してもいい、ただ北朝鮮の体制変更をして資本主義化しようとすれば断固反対すると書いた。その4日後のウォールストリートジャーナルに返答としてマティス国防長官とティラーソン国務長官の連名で、体制変更させる意思はないと書いた。と言うことは、アメリカは先制攻撃する意思があり、中国は静観すると約束したことになる。11月の米中首脳会談で次元を上げた石油と金融の制裁を行うことを中国が呑み、北に特使を送った。一説によると、最近木造船の漂流が急増した理由は、中国が本気で石油制裁のバルブを閉め燃料が不足したからとも言われている。



日米デカップリング理論(切り離し、在日米軍撤退)はないと思っている。その理由は、アメリカは中東で事を構えようとしている。現在、サウジアラビアイスラエルは仲が良い。その理由は共通の敵イランがいるからだ。もし中東で戦闘となれば、どこに後方支援(補給・修理など)をさせるか、佐世保や横須賀で修理したり、嘉手納の航空機が空爆したり、相模原に弾薬を保管したりする。アメリカがイスラエルを支援し、サウジアラビアが武器の顧客である限り、在日米軍基地は必要である。在日米軍海兵隊・空軍・海軍で出て行く戦力であって、日本を守るために存在しているのではなく、中東に向けた最前線基地であり、不沈空母である。




【感想】

金正恩が特使に会わず門前払いしたことは、中国の外交的メンツを潰したことになる。中国が本気で石油輸出のバルブを閉めたとすると、中国は米朝開戦が不可避と判断して、戦争を回避するための最大限の努力をしましたよと言うアリバイ作りのためかと勘繰ってしまう。


在韓米軍は陸軍が主力なので、韓国を守るための戦力だが、在日米軍は日本を守るためと言うよりも、中東を向いている不沈空母の役割が大きいと言った話しを聞くと、かって中曽根元総理が日本列島を不沈空母にすると発言して大騒ぎになった時代を思い出す。今から考えると中曽根元総理は日本の防衛だけでなく世界戦略を考えていたのかと思える。ところで、安倍政権は長期政権になるが、ポスト安倍は不透明である。お父様は中曽根元総理に期待していました。中曽根康隆氏が急成長して、パフォーマンスの上手な小泉進次郎氏に追い付き、ポスト安倍の本命になって欲しいと期待しています。




by ロード



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