朝鮮戦争(1950)の真実

馬渕睦夫『和の国の明日を造る』第77回 「テーマ:2017年の回顧」

(その1)





【内容】

開始後17分〜24分

朝鮮戦争とは、金日成侵略戦争と中国義勇軍参戦による米中代理戦争と言う解釈では、全く違う。まず、朝鮮戦争の火種はアメリカのアチソン国務長官が、韓国は米防衛ラインの外側にあると発言したことだ。また、なぜ国連軍が組織できたかと言えば、金日成の背後にいたスターリンが拒否権を行使しなかったからだ。マッカーサーの回顧録では、蒋介石を使おうと提案しても、トルーマンは許可しなかった。この時、蒋介石は大陸に反攻する絶好のチャンスと思っていたが、アメリカが中共を温存するために、蒋介石の大陸反攻を許さなかった。これが朝鮮戦争の真実だ。マッカーサーの作戦はイギリスを通して中共に筒抜けだった。中共軍の林彪マッカーサーが正面から戦ってこないことを知っていた。また、マッカーサー鴨緑江の橋を叩こうとしたが、ワシントンから許可されなかった。毛沢東が台湾侵攻を諦めたわけではない。マッカーサーの後任のクラーク将軍の回顧録によれば、米軍は中共軍に勝つための武器弾薬が与えられなかった。つまり、朝鮮戦争とは、米ソの支配層による出来レースだった。





【感想】

朝鮮戦争とは、グローバリストのシナリオに従って演じられた八百長戦争だった。グローバリスト側に、金日成毛沢東スターリントルーマンがいて、マッカーサーには台本は渡されておらず、蚊帳の外に蒋介石・日本・韓国がいた。落とし所として、大韓民国北朝鮮が38度線で分断されることが、金日成による侵攻前から、あらかじめ決まっていた。そして、休戦状態が67年間継続し、半島危機が起こり、グローバリストに従わないトランプ大統領が登場してきた。




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