米朝首脳会談の開催は決定しましたが・・

米朝首脳会談、当初予定通り6月12日にシンガポール

激動・朝鮮半島

http://www.sankei.com/smp/world/news/180602/wor1806020006-s1.html

【ワシントン=黒瀬悦成、加納宏幸】トランプ米大統領は1日、北朝鮮金正恩キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長との史上初の米朝首脳会談を当初の予定通り12日にシンガポールで行うと表明した。ホワイトハウス金正恩氏の側近である金英哲(キム・ヨンチョル)党副委員長と会談後、記者団に語った。金英哲氏が持参した金正恩氏の親書を検討し、米国が北朝鮮に求める「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化」が前進すると判断したためとみられる。

 米大統領北朝鮮高官の会談は、2000年10月にクリントン大統領と趙明禄(チョ・ミンロク)国防委員会第1副委員長(いずれも当時)が会談して以来、約18年ぶり。

 トランプ氏は、金正恩氏からの親書を「非常に興味深い内容だった」とした上で、「北朝鮮は非核化を望んでいる」と強調した。

 トランプ氏はまた、「会談のプロセスは大成功するだろう」と述べる一方、12日の会談は「始まりだ」と指摘し、非核化実現に向け一定の期間かけて会談を重ねる可能性を示唆した。

 さらに、北朝鮮への現在の水準の圧力を維持すると指摘しつつ、米朝関係が順調に推移しているので「最大限の圧力という言葉はもはや使いたくない」と述べ、米朝交渉が頓挫しない限りは「新たな制裁を科さない」とした。

 トランプ氏は、協議では「人権問題は話し合われなかった」と述べ、日本人拉致問題を提起しなかったことを明らかにした。一方、朝鮮戦争終結が議題となったと明かし、「首脳会談で戦争終結に合意する可能性がある」と語った。

 金英哲氏はトランプ氏との会談に先立つ5月30~31日、ニューヨークでポンペオ国務長官と協議し、予定通りに首脳会談を行うよう要請したとみられている。

 トランプ氏は5月24日、北朝鮮が5月16日の談話で米国からの「一方的な核放棄要求」に反発してきたことなどを受け、金正恩氏に会談中止を通告した。これに対し北朝鮮が対話の意思を示してきたため、米朝の政府当局者は朝鮮半島の南北軍事境界線にある板門店(パンムンジョム)やシンガポールで実務者協議を実施していた。







【感想】

いよいよ6月12日に米朝首脳会談がシンガポールで開催されることになった。これは話し合いの積み重ねによってではなく、軍事的圧力と経済制裁の結果として道が開かれた。この様に少し楽観的な気分になって、エルダー本部長のキングスリポートを読んでみた。すると「CIA が北が核を放棄しないことを知っているのであれば何のために会談を行うのでしょうか?」とか「金正恩が飛行機に乗ってシンガポールに行っている間に北でクーデターが起こるでしょう」など穏やかでない文言が出ていた。この先、何が起きるか分かりません。引き続き、今後の成り行きに注目したいと思います。





by ロード




クリックして応援してね。
にほんブログ村 哲学・思想ブログ サンクチュアリ教会へ
にほんブログ村