変幻自在トランプ政権が年明けに勝負手を放つ

中国艦船が異常接近 「航行の自由」作戦の米艦に

http://www.sankei.com/smp/world/news/181002/wor1810020006-s1.html

 【ワシントン=黒瀬悦成】米太平洋艦隊は1日、中国が軍事拠点化を進める南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島周辺で9月30日に「航行の自由」作戦を実施していた米イージス駆逐艦「ディケーター」に中国海軍の蘭州級駆逐艦が異常接近したと明らかにした。

太平洋艦隊報道官によると、中国艦は同諸島のガベン(南薫)礁付近を航行していた米艦に対して「攻撃的な動きを繰り返し、米艦に海域から離れるよう何度も警告してきた」と指摘。中国艦はまた、米駆逐艦の前方45ヤード(約41メートル)以内に接近してきたため、米艦は衝突を避けるため回避行動をとったとしている。

 同報道官は、中国艦の行動は「危険で職業意識に欠ける」と非難した上で、「米海軍は国際法で認められた全ての場所で航空機を飛ばし、艦船を航行させ、作戦行動をとり続ける」と強調し、南シナ海での中国の覇権的進出に対抗していく姿勢を鮮明にした。

 ディケーターは9月30日、「航行の自由作戦」の一環として、中国が人工島を造成した南シナ海のガベン礁とジョンソン南(赤瓜)礁から12カイリ(約22キロ)内の海域を航行した。







【感想】

中国は、国際法に反して南シナ海の領有権を主張している。経済面でも、知的財産の収奪、強制的な技術移転など不正は甚だしい。新疆ウイグル自治区の人権弾圧とプロパガンダナチスの蛮行に肩を並べる。サタン側の共産圏は欺瞞に満ちた騙しを常套手段としている。神側の自由主義陣営は、正直に交渉して何度も欺かれてきた。そこに、一風変わったトランプ大統領が登場した。彼は信念が強くケンカ上手だ。「金正恩と恋に落ちた」と発言して、世界中を翻弄したり、国連安保理で「中間選挙に中国が干渉を画策している」と突然非難したりする。騙しではないが豹変して、先を読みづらくする。変幻自在なトランプ政権の揺さぶりに、中国の対抗策は艦船の異常接近など限定的だ。トランプ大統領が本気を出すのは、クリスマス商戦が終わった年明けに、中国からの全輸入品に関税25%を掛けた時である。そうなれば、世界情勢は大きく動き出すと思う。




by ロード



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