ウイグル民族弾圧問題の本質

【DHC】10/4(木) 有本香×石平×居島一平虎ノ門ニュース】





開始後109分〜118分

【内容】

米政府は新疆ウイグル自治区の再教育収容所の運用で稼働しているシステムや住民監視に使われるハイテク製品を対象に、輸入に関わった中国企業自治区トップの取り引きを制限する制裁を近く発動する。今までは、ウイグル問題に対して言葉で抗議するだけであったが、今回の制裁は踏み込んだ対策である。日本でも日本ウイグル友好議連の最高顧問は安部首相でもあり、何らかのアクションを期待したい。10年ほど前にウイグル民族の母であるラビア・カーディル氏が来日した際、鳩山グループは会談直前に中国から圧力を受けドタキャンした。清王朝アヘン戦争で倒れたのでなく、日清戦争で敗れ忠実な属国の朝鮮が独立し、中華帝国の秩序が崩壊して潰れた。新疆ウイグル自治区は多数の国と接していて不安定化しやすい。ウイグルは石油など地下資源が豊富でパイプラインを通すため、習近平政権としても安定化させておきたい。以前はウイグル独立活動家を迫害していたが、今ではウイグル民族全員を弾圧している。トランプ政権は本気で戦略的に中国を潰しに掛かっている。貿易関税で経済問題に、ウイグルで宗教人権問題に、南シナ海で領海問題に、圧力を掛け全方位的に中国を押さえ込みつつある。





【感想】

短時間に濃密な情報を語っていた。ウイグル問題の本質は、無神論国家中国に抵抗するイスラムウイグル民族による信教の自由の戦いの最前線である。東トルキスタン独立運動家は文字通り命懸けの活動をしている。私は、身の危険のない平和国家日本の中で、摂理に関わっている立場ではあるが、彼ら以上の緊張感を持って真剣に取り組んでいるか自問自答してみると、活動家の方々に申し訳ない気持ちになる。ラビア・カーディル氏たちこそ、天の祝福を受けるに相応しい立派な半生であると思う。イスラム教の信仰ゆえに拷問を受け殉教された方々は、どうか高い霊界に送っていただきたいと願うものです。最近はウイグル民族弾圧と聞くと、身につまされる思いになります。そして、現在の自分の位置は、一方的なお父様による許しと救いの役事の賜物であると実感し、心から感謝しています。





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