プーチン悪者説が定着した理由、クリミア併合の真相

【秋の特別対談】馬渕睦夫氏と語る[桜H30/10/6]
その3





開始後39分〜48分

【内容】

ソ連崩壊後、ロシアの地下資源をユダヤ系新興財閥オルガルヒと石油メジャーが組んで抑えつつあった時にプーチンが登場して待ったをかけた。その典型的な事件が2003年の石油王ホドロコフスキー逮捕であった。プーチンは、ユダヤ系のロシア人と闘っており、ロシアの資源はロシア人のものという考え方であって、グローバリストの考え方と真っ向から対立する。2014年のクリミア併合は、プーチンを引きずり込んで倒すために仕組まれた政変であった。ウクライナの新政権は憲法に基づかないクーデター政権であり、ロシア人を追い出す排撃を始めた。クリミアにはロシア系住民が6割住んでおり、プーチンは先手を打った。それを機に欧米はロシア制裁を始めた。ウクライナはロシアと国境を接しエネルギーも依存しているため共存せざるを得ないため、ウクライナ人にはロシア人を追い出すという発想はない。ウクライナ政変はアメリカのネオコンが仕組んだ。その証拠は、ウクライナのデモを国務省No.2のビクトリア・ヌーランドと夫のロバート・ケーガンが主導して倒した。しかし、世界中のメディアが報じなかったため、プーチン悪者説が広まった。そして、ロシア国内のプーチンデモはユダヤ人が行なっている。ウクライナのポロシェンコとプーチンメルケルとオーランドが停戦合意した時に、ジョージ・ソロスは悔しがった。ウクライナ危機は、第2のロシア革命とも言える。





【感想】

冷戦後のエリツィン時代、民主化の美名の元で、ロシアはグローバリストの喰い物にされた。愛国者プーチンが現れると2003年ユダヤ系ロシア人のグローバリストであるホドロフスキーを追放して潮目が変わった。そして、偏向マスコミによる2014年のクリミア併合では、クリミア半島にはロシア海軍の基地があるが、ウクライナに親欧米政権が生まれて駐留が危うくなり、ロシアのプーチン大統領武装部隊の投入、住民投票で、ウクライナからの分離独立とロシア編入が支持され、併合という強硬手段をとったが、国連総会で併合を無効とする決議が採択された、と報道された。真相は馬渕先生の解説の通りであり、トランプ大統領や安倍首相は真相を見抜いているが、世界的にはプーチン悪者説が定着してしまった。




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