サウジ人反政府記者がトルコ国内のサウジ総領事館で行方不明

腕時計端末通じ音声記録か サウジ記者不明でトルコ紙

http://www.sankei.com/smp/world/news/181014/wor1810140010-s1.html

トルコ政府に近い地元紙サバハは13日、イスタンブールサウジアラビア総領事館を2日に訪問した後、行方不明になった著名なサウジ人反政府記者が殺害された際の音声を、トルコ当局が入手していると伝えた。記者が着けていた米アップルの腕時計型端末「アップルウオッチ」を通じ、録音されていたとしている。

信ぴょう性は不明だが、米紙ワシントン・ポスト電子版も11日、米トルコ両政府当局者の話として、記者の殺害を証明する映像と音声記録があるとトルコ側が米政府に伝えたと報じている。

 トランプ米大統領は、記者殺害が事実なら「厳罰が待っている」と述べ、サウジ側に強い制裁を科す考えを示した。CBSテレビが14日放映予定のインタビューの一部を13日放映した。

 記者は昨年から米国を拠点とするジャマル・カショギ氏。サバハ紙によると、カショギ氏は総領事館内で拷問された上で殺害された。(共同)







【感想】

サウジアラビアは、体制が混乱し、統制が効かず、何が起きてもおかしくないカオス状態であるが、アメリカの軍産複合体にとっては、サウジの王族は上顧客でもある。サウジ人反政府記者は結婚の手続き書類を取得するため、トルコ国内のサウジアラビア総領事館を訪れ、婚約者を館外に待たせていたが記者は戻らなかった。もし殺害であれば、金正男殺害以上の蛮行である。トランプ大統領は、この婚約者をホワイトハウスに招いて、ネオコンを牽制した。20世紀にはアメリカは石油輸入国であったので、中東産油国には遠慮していたが、今では、シェールオイルにより、勢力図が変わり、中東にも強い立場で発言できるようになった。





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