文在寅と最高裁の憐れな末路

徴用工判決で沈黙続ける文在寅大統領 知日派の首相に丸投げ

https://www.sankei.com/smp/world/news/181106/wor1811060007-s1.html

【ソウル=名村隆寛】元徴用工をめぐる訴訟の韓国最高裁判決で日本企業の敗訴が確定した問題で、日本政府が国際司法裁判所(ICJ)に提訴する方針を固めた中、韓国政府の対応策は明らかにされていない。

 韓国では10月30日の判決について、「記念碑となる判決」(韓国紙)と評価がある一方で、日本との関係悪化への懸念は強い。その懸念が、日本政府によるICJ提訴で現実となる。
 ICJ提訴の可能性は判決前から韓国でも取り沙汰され、想定内のことだ。ただ、裁判開始には韓国の同意が必要で、韓国が受け入れる可能性は極めて低い。

韓国が恐れているのは、国際社会での韓国の印象悪化だ。「感情的な外交は国際社会で韓国を孤立させる。国際社会は日本側につく」(外交関係者)、「政権交代ごとに韓国は約束を覆すという批判を受ける理由を与えた」(韓国紙)といった自戒は少なくない。
 合意よりも判決を尊重することが韓国内では通じたとしても、国際社会や合意相手国との間では通じない“反則”であることを、少なくとも一部の韓国人は分かっている。

 韓国の李洛淵(イ・ナギョン)首相は判決当日、「首相が関係省庁や民間の専門家などと総合的に考慮し、政府の対応策を講じていく」との立場を表明した。しかし文在寅ムン・ジェイン)大統領は今月1日の国会演説で日韓関係に触れなかった。
韓国では駐日大使経験者を含む有識者が、関係悪化回避に向けた首脳外交を求めている。だが、文氏は翌2日には休暇をとった。打開策を“知日派”の李氏に丸投げしたも同然だ。

 判決への日本側の批判が想像以上だったことを、韓国は重く見ているようだ。特に安倍晋三首相が1日、国会で「あらゆる選択肢を視野に入れ毅然として対応していく」と断言したことにも、韓国では正面からの反論らしいものはない。
 慰安婦合意の“再検討”の際に見られたような、韓国自らが蒸し返した問題へのバツの悪さに加え、今回は日本側の怒りに対する一種の衝撃さえうかがえる。

 日韓関係悪化の一方、韓国では同様の日本企業への提訴が続きそうだ。韓国は「(日韓)双方が知恵を絞って」(李首相ら)と日本を巻き込んでの問題解決を模索しているようだ。「2国間関係の基盤を損ねた側が解決に当たるべきだ」(日韓関係筋)という国際常識さえ、今の韓国は「国民感情」という国内圧力から受け入れられそうもない。

 国際司法裁判所 オランダのハーグにある国連機関。領土問題など国家間の争いを国際法に基づき平和的に解決する。裁判は紛争当事国の合意がなければ成立せず、単独提訴を受けて同意しない場合は、理由の説明義務が生じる。裁判官は原則15人で構成され、過半数制で決裁する。過去にマレーシアとシンガポールの領土紛争を解決した実績などがある。





【感想】

最低裁と揶揄される韓国最高裁が元徴用工の判決で暴走して、日本企業敗訴を確定させた。しかし、1965年の日韓請求権協定には「両国の全ての請求権に関する問題は完全かつ最終的に解決されたと確認する」と明記されているため、安倍首相・河野外相は、韓国に対して批判を強め、「国際社会に対する挑戦である」とまで発言している。欧米諸国を始め韓国に組する国は皆無となろう。国際司法裁判所に提訴しても、韓国が同意しないため、更に国際社会からの評価を下げる。国際的に信頼度の高い安倍首相が主要国で唯一公式訪問していない国となり、慰安婦問題に関する日韓合意の破棄と合わせて、孤立化を深める。日本政府には、1ミリも譲歩する気配はない。むしろ将来的な悪影響を考慮して敗訴した日本企業に支払いに応じないように指導している。そして、韓国政府に国内問題として適切に解決するよう要求する。万一、日本企業の資産が差押えとなると国交断絶となるため、何か言い訳を付けて、国際社会から冷笑を浴びながら文在寅韓国政府が肩代わりして、賠償金を支払うだろうと私は予想している。




by ロード



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