熱烈歓迎、ペンス副大統領

ペンス氏、インド太平洋への「揺るぎない関与」明確に

https://www.sankei.com/smp/world/news/181113/wor1811130024-s1.html

【ワシントン=黒瀬悦成】ペンス米副大統領による今回のアジア歴訪の最大の目的は、安倍晋三首相との会談後の共同記者発表でも言及されたように、トランプ政権による「インド太平洋地域への揺るぎない永続的な関与」を明確に打ち出すことだ。
 トランプ氏が今回、東南アジア諸国連合ASEAN)関連会合などの地域会合への欠席を決めた中、ペンス氏は一連の歴訪で「アジア軽視」の印象を一掃し、中国の覇権的な経済・軍事活動に対抗するため日本やオーストラリア、インドを軸する同盟・パートナー諸国との関係緊密化を確認していく考えだ。

トランプ政権の「自由で開かれたインド太平洋戦略」は、「自由、公正で相互的な貿易と民間による投資を通じた繁栄」「同盟諸国との連携による地域安全保障の確保」「透明性の高い政府への支援」の3つの柱で構成される。
 その上でペンス氏が今回の共同記者発表でも強調したのが、「米国は協調を目指し、支配は目指さない」という基本的立場だ。その意味でトランプ政権の「インド太平洋戦略」とは、この地域で中国が目指す覇権的行動を実質的に排除していくことが大前提となる。

ペンス氏は17日、パプアニューギニアでのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の場で、インド太平洋戦略をめぐる米政権の具体的取り組みに関する演説を行う。
 インフラ投資で相手国に巨額の融資を行って債務不履行に陥らせる中国の「借金漬け外交」に対抗した、米国による開発支援の拡大策などについて説明する見通しだ。

 ペンス氏はまた、アジア歴訪の期間中、「権威主義体制と侵略はインド太平洋に存在する場所はない」と訴え、中国による人権侵害をはじめ、南シナ海での一方的な人工島建設や軍事拠点化、航行の自由の侵害を非難していく。一方で、域内の国々に「法の支配の確立」や「個人の権利保護」「市民社会の発展」などを唱え、価値観を共有するパートナー関係の醸成を図る方針だ。





【感想】

アメリカの副大統領は他の国の首相や大統領よりも世界に与える影響は大きいが、外交のプロトコルの観点から安部首相への表敬訪問となる。そして、この様な場合に共同記者会見が行われることは異例である。10月4日の対中政策を語ったペンスドクトリンは、既に民主党も左寄りのメディアも含めた米国の総意となっている。トランプ大統領は多様な表現をされるが、重厚なペンス副大統領の発言は言葉通り受け取れば良い。先月のペンス演説でアメリカの決意を示したが、11月17日のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の場では、具体的な取り組みについて演説する。敬虔なクリスチャンのペンス副大統領が来日する度に、瞬間的に目にされるミクロによる聖霊の応援が、どうか本心まで届きますように。




by ロード



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