米露接近で中国包囲網強化に向かう

ロシア「軍事ドクトリン変更せず」 米のINF条約破棄で

https://www.sankei.com/smp/world/news/181123/wor1811230019-s1.html

【モスクワ=小野田雄一】米国が表明した中距離核戦力(INF)全廃条約の破棄方針をめぐり、ロシアのリャプコフ外務次官は23日、記者団に「(米国による条約破棄後も)ロシアは軍事ドクトリンを変更することはない」と述べた。

 リャプコフ氏は「ロシアが核兵器を使用するのは、ロシアに対して核兵器などの大量破壊兵器が使用された場合と、通常兵器によって国家の存立が脅かされた場合のみだ」とした上で、「これらは仮想的なシナリオである以上、軍事ドクトリンは変更しない」とした。また「ロシアは、同条約の履行をめぐる米国からの質問に全て回答した。米国には対話の継続を提案している」と明らかにした。
プーチン露大統領と米国のトランプ大統領は、今月末からアルゼンチンで開催される20カ国・地域(G20)首脳会議で、同条約破棄をめぐって協議する方針。





【感想】

今まで、サタン側は条約を破り、嘘をついて、神側を困らせてきた。今回は神側のトランプ大統領が条約を破棄することで、ロシアを引き込み、神側の結束を固めることになった。リャプコフ氏の発言から、プーチン大統領は納得し怒っていないことが伺える。中距離核戦力(INF)全廃条約の破棄と、ウクライナ問題に対する経済制裁緩和がディールされたと思う。将来的には、シベリア鉄道の高速化、歯舞諸島・色丹の米軍利用についても交渉のテーブルに乗せられるだろう。ロシアは歴史的に安全保障面を強化する方向に舵を切ってきた。プーチン大統領が、自国の安全にとり、トランプ大統領と組む方が得策だと判断できれば、中国包囲網に加わるはずである。




by ロード



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