韓国国防省が日本に謝罪まで要求

韓国国防省が日本に謝罪要求 「事実歪曲するな」

https://www.sankei.com/smp/world/news/190102/wor1901020024-s1.html

【ソウル=名村隆寛】韓国海軍の駆逐艦海上自衛隊哨戒機に火器管制レーダーを照射した問題で、韓国国防省は2日、海自機が駆逐艦に「威嚇的な低空飛行」をしたとして謝罪を求める声明を発表した。

 国防省は「動画で見られたように、韓国軍が当時、公海上で遭難漁船を救助している人道主義的な状況で、日本の哨戒機が低空威嚇飛行をした行為自体が非常に危険な行為だ」と主張。さらに、韓国艦は哨戒機にレーダーを照射していないと強調し「日本はこれ以上、事実を歪曲(わいきょく)する行為を中断し、救助活動中だった韓国艦艇に危険な低空飛行をしたことを謝罪せねばならず、実務協議を進めることを求める」と訴えた。

また、「動画公開に加え、1日には高位級の人物までがテレビのインタビューで一方的な主張を繰り返したことに深い遺憾を表明する」とも批判した。








【感想】

国家による公式発表が二転三転する典型例となった。始めに、遭難船の捜索のため、火器管制レーダーを空に向けて照射したと発表し、次にレーダー照射はしていないと強弁し、今度は哨戒機が威嚇飛行したので謝罪要求である。見え透いた嘘の連続に呆れてしまう。まず、船の捜索にレーダーを空に向けて照射するはずがない。そして、哨戒機は電波を収集する任務の航空機なので照射していないと主張しても反論にならない。また、威嚇飛行かは公開画像とフライトレコーダーで容易に立証できるのに謝罪まで要求した。これでは、国家の威信を賭けて慎重に発表する公式見解とはとても思えず、まるで思いついた言葉を脊髄反射で口にする子供の喧嘩のように支離滅裂である。ここまでこじれると、当事国どうしでの解決は無理であろう。軍事機密も含まれるので国際機関ではなく、アメリカに水面下で判断してもらうことになると思われる。





by ロード




クリックして応援してね。
にほんブログ村 哲学・思想ブログ サンクチュアリ教会へ
にほんブログ村