トランプ大統領が金正恩をかばう印象操作報道

トランプ氏の発言が波紋 拘束後死亡の米学生めぐり 両親は反発

https://www.sankei.com/smp/world/news/190302/wor1903020005-s1.html

【ワシントン=住井亨介】北朝鮮で拘束され、帰国後間もなく死亡した米国人大学生、オットー・ワームビア氏=当時(22)=をめぐり、トランプ米大統領ハノイでの米朝首脳会談後の記者会見で「(北朝鮮金正恩キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長は)知らなかったと言っていた。私はその言葉を信じる」とした発言が波紋を呼んでいる。ワームビア氏の両親が1日、「金氏と彼の邪悪な政権は息子の死に責任がある」とする声明を発表したほか、身内の共和党議員からも批判の声が出ている。

両親は声明で「金氏とその政権には、想像を絶するほど残虐で非人道的な行為の責任がある」と非難し、「いかなる弁明や過剰な称賛でもそれは変えられない」とした。金氏を「私の友人」などとしたトランプ氏を念頭に置いてのものとみられる。
 トランプ氏は会談後の会見で、「ワームビア氏に起きたことは本当にひどいことだった」としたうえで、「最高指導者がそれを知っていたとは思わない。金氏がそれを許可したとは思わない」などと述べた。

議会専門紙ザ・ヒル(電子版)などによると、ワームビア氏の出身地、オハイオ州選出のポートマン上院議員共和党)は「北朝鮮がワームビア氏にしたことを甘くみるべきではない」とし、メーン州のコリンズ上院議員(同)も「個人的には(トランプ氏の)あの発言は信じられない」と批判の声を上げている。
 これに対しトランプ氏は1日、ツイッターに「誤った解釈をされるのはまっぴらだ」「もちろんワームビア氏の死の責任は北朝鮮にある」などと書き込んだ。

 米バージニア大の学生だったワームビアさんは、観光ツアーで平壌を訪問中に北朝鮮当局に拘束された。労働教化刑15年の判決を受けた後、2017年6月に昏睡(こんすい)状態で米国に帰国したが死亡した。両親は北朝鮮当局から拷問された跡があったとしている。







【感想】

切り取り、決めつけ、印象操作によるフェイクニュースの典型例である。記事全文を通して、トランプ大統領がワームビア事件で金正恩をかばおうとしているような印象を与えている。世界的な最終決戦はグローバリズム(特権階級支配主義)vsペイトリオティズム(愛国主義)である。メディアはグローバリストの先兵となって印象操作攻撃を繰り出し、ペイトリオティズムの旗手トランプ大統領ツイッターで応戦する。北朝鮮は縦割り組織のため情報共有はできない。空港税関職員がワームビア氏の鞄の中から新聞紙に包まれた靴を見つけた。新聞紙には金正恩の顔写真が載っており靴が触れていたので拘束し工作部に引き渡した。工作部ではポスターを盗んだと虚偽の自白を強要し脳細胞が壊死するまで水責め拷問をした。アメリ国務省が圧力を掛けると、工作部は昏睡状態のワームビア氏を外交部に渡した。外交部は訳も分からず米国に引き渡すと、帰国後死亡した。以上が事件の概要である。トランプ大統領の会見での「金正恩の言葉を信じる」や、以前語った「私の友人」を悪意を持って都合良く切り貼りして印象操作記事にした。もしもこの記事が、トランプ大統領ツイッター通り「ワームビア氏の死の責任は北朝鮮にある」とだけ報道していれば、読者は異なる印象を持つことになる。





by ロード




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