ブレグジットの本当の理由とその後の見通し

英首相、EUに離脱延期求める書簡を送付へ 短期間か

https://www.sankei.com/smp/world/news/190320/wor1903200022-s1.html

【ロンドン=岡部伸】英国の欧州連合(EU)からの離脱に関し、メイ英首相は20日、EUのトゥスク大統領に書簡を送付し、29日に予定されるEU離脱期日の延期を要請する予定だ。英メディアによると、6月30日までの短期間の延期を求めるとみられる。

 BBC放送によると、メイ氏が短期を基本に最大2年を選択できる延期申し入れを検討したところ、EUからの独立を重視する与党、保守党内の強硬離脱派が「長期延期は離脱が骨抜きになる」と反発し、メイ氏が翻意したという。

延期には、EU全加盟国の承認が必要。EUは、21日から開く首脳会議で協議するが、バルニエ首席交渉官は19日、「正当な理由と確固たる計画」が必要と述べ、先行き不透明だ。メイ政権は延期を短期にとどめるため、EU首脳会議後、離脱協定案の議会承認を目指すものの「合意なき離脱」の懸念は消えない。








【感想】

既にブレグジットは、何でもありの世界に迷い込んでしまった。紛糾の表向きの理由は、北アイルランド国境付近での物流問題と言われている。しかし、藤井厳喜氏によれば、本当の理由はタックスヘイブンの利権である。グローバリストのロンドン・シティーは王室直轄地などで何百兆円もの節税を行なっており、その扱いを巡って揉めに揉めて今日に至ってしまった。このまま時間切れとなり、合意なき離脱となる可能性は十分ある。ブレグジットがひと段落した後で、イギリスが影響力を行使し、英連邦数カ国をゴッソリ引き連れてTPPに参加するようになれば、世界経済の枠組みを大きく変えることになる。





by ロード




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