安倍首相、米欧6カ国歴訪の狙い

安倍首相、22日から米欧6カ国歴訪 大阪G20控え「地ならし」

https://mainichi.jp/articles/20190408/k00/00m/030/212000c

安倍晋三首相は8日の政府・与党連絡会議で、今月22~29日に米欧6カ国を訪問すると表明した。米国では、2月末の米朝首脳会談後としては初めてトランプ米大統領と会談し、北朝鮮問題での連携を確認する。欧州では、6月に大阪で開く主要20カ国・地域(G20)首脳会議に向け、中国の不公正な貿易慣行を念頭に、世界貿易機関WTO)改革など議長国として重視する政策への理解を求める方針だ。

首相は連絡会議で「G20大阪サミットの成功に向けた緊密な協力を確認し、各国との協力関係を一層強化していく」と意気込みを語った。米国のほか、カナダ▽フランス▽イタリア▽スロバキア欧州連合EU)本部のあるベルギー――を訪れる。
 トランプ氏は、国賓として5月に、G20出席のため6月に、それぞれ来日を予定しており、今回は3カ月連続の会談の皮切りとなる。2月の米朝首脳会談が物別れに終わったことを受け、北朝鮮の非核化に向けた日米の方針を改めてすり合わせる。首相は、トランプ氏が金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長との会談で、北朝鮮による日本人拉致問題を2度提起したことへの謝意も伝える考えだ。

 また、日米間では閣僚級による新たな貿易協定締結交渉が4月中旬に始まる。首脳会談では、交渉の方向性も協議する。対中国関係では、中国の軍備拡張やサイバー活動への懸念を共有する一方、日本側は改善傾向にある日中関係の現状を米国に説明する見通しだ。

 仏伊加やEUとの首脳会談は、G20への「地ならし」の意味合いが強い。国境を越えたデジタル情報の流通のルール作り、海洋プラスチック汚染対策など、日本がG20の成果として打ち出したいテーマで意見をすり合わせたい考えだ。中・東欧で影響力を強める中国の巨大経済圏構想「一帯一路」や、活発化するロシアの軍事活動をにらみ、経済と安全保障の両分野での協力強化も議論する。

 スロバキアでは、チェコハンガリーポーランド――の3カ国を加えた「ビシェグラード4(V4)」との首脳会談に臨む予定だ。【秋山信一】







【感想】

康真のお母様御聖和40日を4月14に迎えると、安倍首相は、4月22~29日に米欧6カ国を訪問、特にトランプ大統領とは5月に国賓として来日、6月にはG20となり、異例の3ケ月連続首脳会談となり、更には菅官房長官は5月9日に訪米してペンス副大統領と会談する。この真意を推測する。安倍首相は5月6月とトランプ大統領と会えるにも関わらず、欧州歴訪のついでとは言え4月にも訪米することにした。どうしても4月中に打ち合わせておきたいことがあったと思われる。私はそれを、米中貿易戦争でトランプ政権が手綱を緩めないことを直接確認するためと見ている。そうなれば、中国から日本経済に悪い影響はあれども良い影響はない。そこで腹を決めて5月10日ごろに、消費増税凍結と北方領土2島返還後の日露平和条約の締結を争点に衆議院解散し衆参ダブル選挙実施を発表すると見る。もし、この段取りで進むと、今月の大阪と沖縄の補欠選挙は、安倍政権に弾みをつけるためにも一層重要となる。





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