トランプ大統領が支援するネタニヤフ首相が続投

イスラエル選挙、ネタニヤフ首相が続投へ連立協議 野党が敗北宣言

https://www.sankei.com/smp/world/news/190411/wor1904110019-s1.html

エルサレム=佐藤貴生】9日投票のイスラエル国会(一院制、定数120)選挙で、AP通信は11日、ガンツ元軍参謀総長(59)率いる野党の中道政党連合「青と白」のナンバー2、ラピド氏が、「今回は勝てなかった。結果を尊重する」と敗北宣言したと伝えた。

 ネタニヤフ首相(69)が、来週にも連立政権に向けて協議を始め、続投する見通しだ。

 AP通信はネタニヤフ氏率いる右派「リクード」の予想獲得議席を「青と白」と同じ35と伝えている。

ただ、「リクード」に近い右派・宗教勢力全体で65議席となる見込み。中道・左派勢力は55議席にとどまるという。選管は近く正式な選挙結果を発表する。

 結果を受け、リブリン大統領は週明けにも各党代表者と面談するが、ネタニヤフ氏が首相の指名を受ける可能性が高い。








【感想】

トランプ大統領は、一貫してネタニヤフ氏を応援し、エルサレムを首都に承認、ゴラン高原イスラエル主権を承認(日本は支持せず)して、イスラエル重視を鮮明にしている。汚職疑惑のネタニヤフ氏は、ヨルダン川西岸のユダヤ人入植地の併合を主張し、強硬路線の続投を決めた。こうした結果となった主な原因として、皮肉なことに、パレスチナ暫定自治区ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスによる度重なるミサイル攻撃が考えられる。パレスチナ側の強硬姿勢がネタニヤフ氏の追い風になったと言える。イスラエル側が強固になることで、少しずつ、中東紛争が減少する方向に進んでいるように感じる。





by ロード




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