G20のメインイベント、米中首脳会談

中国次官、米側の譲歩求める G20、香港問題は「議論許さぬ」

https://www.sankei.com/smp/world/news/190624/wor1906240037-s1.html

【北京=西見由章】中国商務省の王受文次官は24日の記者会見で、大阪で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせた米中首脳会談をめぐり、「一方(中国)だけでなく双方が譲歩しなければならない」と述べ、貿易協議の妥結には米国側の譲歩も必要だとの立場を強調した。中国外務省の張軍次官補も同じ記者会見で「G20で香港問題を議論することは許さない」とし、同問題を提起する方針を示したトランプ米大統領を牽(けん)制(せい)した。

習近平国家主席は27~29日に大阪を訪問。王氏は、米中の交渉団が現在、双方の相違を解決する方法に関し、交渉を続けていると表明した。一方で、トランプ政権を念頭に「一部の国が一国主義や保護主義を実行し、ほしいままに貿易相手国に関税をかけている」と非難し、G20で多国間主義への支持が一層高まることへの期待感を示した。

 習氏は昨年11月末からのアルゼンチンでのG20首脳会議で、米中首脳会談を控えていたため「保護主義」への反対といった米国との対決色を封印した。ただ中国は、5月に貿易協議が事実上決裂した原因は米国にあると国内メディアを通じて宣伝。協議再開に道筋が付いた場合、一方的に譲歩したと受け止められるのを避けるため、今回のG20ではより強い表現で米批判を展開する可能性がある。

 一方で中国当局は、香港の混乱をめぐり各国から批判を浴びる事態を懸念している。中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案について香港政府は作業の完全停止を発表したが、張次官補は条例改正が法律上の欠陥を補うために必要だとの認識を改めて表明。「どのような場面や形式であろうと、いかなる国も中国の内政に干渉することは許さない」と米側にクギを刺した。









【感想】

G20のメインイベントは世界が注目する米中首脳会談であり、これに配慮してペンス副大統領の人権演説は延期された。使い走り役人の遠吠えでは牽制にもならず、トランプ大統領の耳には届かない。ルールを守らない自分勝手な中国の主張は国際社会には通じない。それから、安倍首相とトランプ大統領は3ケ月連続の首脳会議となり、電話会談の回数は尋常でないほど頻繁で、綿密な連携が取れており、役割分担は明確となっていて、ホスト国としての安倍首相の優雅な振る舞いは世界の首脳たちも一目置くことになる。ところで、デポジションはパーフェクト勝利となり、霊界の門は全開で桁違いの善霊協助が聖霊の炎となって押し寄せて来る。G20は世界の潮流を決する国際会議になる予感さえする。そして、トランプ大統領はG20の直後に訪韓して米韓首脳会談を行うので、文在寅はG20を欠席できない。文在寅がG20で孤立となるか注目である。





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