トランプ大統領、イラン濃縮に報復示唆

米、イラン濃縮に報復示唆「脅迫するなら気をつけろ」 緊張強まる

https://www.sankei.com/smp/world/news/190704/wor1907040006-s1.html

【ワシントン=住井亨住】トランプ米大統領は3日、イランのロウハニ大統領が核合意に反してウランの濃縮度を高めると表明したことについて、「イランよ、脅しには気をつけろ。かつてないほど自らに跳ね返ってくるぞ!」とツイッターに投稿し、対抗措置をとることを示唆した。

 核合意で定められたウランの濃縮度は3・67%だが、ロウハニ師は3日、7日以降は必要なだけ濃縮度を高める考えを明らかにした。イランは濃縮度を20%に上げる技術を保有しており、核兵器級の濃縮度90%のウラン製造が容易になるレベルとされている。

米国は、イランが核爆弾1個を製造するのに必要な時間「ブレークアウト・タイム」を短縮しようとしているとの疑念を抱いており、トランプ氏は、イランが段階的に進める核開発を改めて牽制(けんせい)した形だ。

 「イランには決して核兵器保有させない」とするトランプ氏は、イランによる米軍の無人偵察機撃墜に対する報復攻撃を見送った後も、「将来的にも自制するとはかぎらない」などと武力行使の可能性を排除しない考えを繰り返している。







【感想】

万一、イランが核兵器を持てば、イスラエルサウジアラビアも核保有国となり収拾がつかなくなる。安倍首相のイラン訪問ではトランプ大統領のメッセージを伝達し大きな意義はあったが、本当の狙いはロウハニ氏を大阪に招待してトランプ大統領と会談させる仲介役だったと見る。しかしハメネイ氏の「トランプとの交渉を拒否する」の発言を受けて頓挫した。G20でイラン問題が議題になると予想したが、ほとんど取り上げられず、かえって、水面下で軍事行動のための根回しの場となったのかと邪推してしまう。本音では戦争を回避し経済制裁で締め上げて核放棄させたいトランプ大統領も、イランが英仏独との合意をも破棄する濃縮ウラン製造に踏み切れば、毅然と決断せざるを得ない。その布石として「日本はホルムズ海峡の受益者だから、米軍に頼らず自分で守れよ」とつぶやいたと思える。





【追伸】

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