シリア北部、トルコ攻撃が激しさ増す

トルコ攻撃拡大、IS、爆弾テロで初声明 シリア北部

https://www.sankei.com/smp/world/news/191012/wor1910120004-s1.html

【カイロ=佐藤貴生】トルコのシリア北部への空爆や砲撃は3日目の11日、各地で激しさを増し、国連は避難民が10万人に達したと述べた。人道危機の深刻化が懸念されている。一方、シリア北東部の国境の町カミシュリでは自動車に積んだ爆弾が爆発し、イスラムスンニ派過激組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出した。トルコの攻撃開始以来、ISがテロ事件で犯行を認めたのは初めて。地域の情勢は急速に不安定化している。ロイター通信が伝えた。

トルコ軍と戦っているシリアの少数民族クルド人主体の民兵組織「シリア民主軍」(SDF)は、北部の町テルアビヤドで3日間で最大規模の衝突があったとしている。トルコ軍などの地上部隊はシリア側の町で制圧を進めている。

 カミシュリの爆発では民間人3人が死亡、9人が負傷したもようだ。ISはクルド人が標的だったとしている。SDF報道官は、カミシュリの収容施設からISの元戦闘員5人が脱走したと述べた。元戦闘員の家族ら数千人が暮らす近郊の施設では、収容されている女性らがテントに放火したり監視員らに投石したりして抵抗を始めたという。

 米国は3月、シリアにおけるISの支配地域を完全に奪還したと宣言。元戦闘員の本国送還が遅れ、SDFは支配地域で1万人以上の元戦闘員を収容、監視しているとされる。脱走者が増えれば混乱がさらに拡大しそうだ。

 エスパー米国防長官は11日、IS掃討で共闘したクルド人勢力を決して見捨てないと強調し、両国関係に「劇的な損害」を与えかねないとしてトルコに攻撃の停止を求めた。









【感想】

エスパー国防長官が、クルド人を見捨てないとし、トルコに攻撃停止要求したことは良い発言だ。トルコは長年EUに入れず、悔しい思いをしてきた。エルドアンとしては、テロリストを攻撃したことで欧米から責められるなら、国境を解放して、トルコにプールしているシリア難民をヨーロッパに流し込むぞと思っていることであろう。こうしたカイン的な思いには、中国・イラン・ロシアが接近してくる。ISもしぶとくテロ行為を続けている。ところで、中東は4000年間、摂理の中心であり続けた。イエス様の十字架以降、摂理のバトンは異邦人であるクリスチャン・統一食口・聖殿信徒へと受け継がれたが、神様の恨を解くためには、中東問題も必ず解決しなければならず、その鍵は鉄杖祝祭にあると思う。中東問題の本質は、一神教旧約聖書を信じるユダヤ教キリスト教イスラム教の兄弟げんかのようなものであり、その解決には親の教え、すなはち鉄の杖で治めるというイエス様の教えを共有することで争いは収まって行くと考えられる。





by ロード




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