チリの暴動から、よもやま話

チリ、反政府デモ激化でAPEC開催断念 

https://www.sankei.com/smp/world/news/191031/wor1910310001-s1.html

【ニューヨーク=上塚真由】チリのピニェラ大統領は30日、首都サンティアゴで11月16日から17日に予定されていたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議と12月2日から13日にかけて予定されていた国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議(COP25)の開催を断念すると発表した。ピニェラ氏は「多くの国に迷惑をかけることになり謝罪する」と語った。

 チリでは今月半ばから、サンティアゴの地下鉄運賃値上げをきっかけに、社会格差是正を求める反政府デモや暴動が続き、ピニェラ氏は会議開催に向けて安全確保が難しいと判断した。

ピニェラ氏は値上げ撤回を表明したほか、非常事態宣言を発令するなど収束にあたったが、暴動は全国に広がり、これまでに約20人が死亡し、学生ら数千人が逮捕されている。地下鉄運賃の値上げは30ペソ(約4円)だったが、物価高騰や格差に苦しむ国民の怒りを買う引き金となった。

 安倍晋三首相はAPEC首脳会議に合わせて、チリでプーチン露大統領と首脳会談を行う予定だった。トランプ米大統領も中国の習近平国家主席と貿易問題を協議する意向だった。








【感想】

今度は南米チリで強烈な大衆デモが起きた。地下鉄運賃値上げから信号機を燃やすほどの暴動となり、死者20人、逮捕者数千人となり、ピニェラ氏が値上げ撤回表明し、非常事態宣言を発令しても、事態は収束せず、世界情勢をも揺るがした。11月16日から17日のAPEC首脳会議と12月2日から13日のCOP25の開催を断念した影響は小さいが、日露首脳会談と米中首脳会談のチリでの開催がなくなった影響は大きい。これに比べると、日本は消費増税で不満はあっても、G20やラグビーや即位礼正殿の儀を無難にこなし、治安の良さと民度の高さを世界にアピールすることができた。沖縄の首里城で火の災いがあったが、台風による水の災いと同様、国民一丸となれば乗り越えられる。この様に地上の問題は多くとも、神様の無限の愛と天運に、霊界の真の御父母様が一体となられ、ペンシルベニアで三代王権が受け止めて、サンクチュアリ信徒が受け継ぎ、世界摂理が進展すると確信する。ただ問題なのは、自分自身の信仰と心情、そして家族の課題であり、これらに関しては誰も干渉できない自己の責任分担となっている比重が高いと痛感している。





by ロード




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