北朝鮮ミサイル発射、及び朝鮮半島現状分析

北、超大型放射砲の試射「成功」と報道 前回の失敗を挽回か

https://www.sankei.com/smp/world/news/191101/wor1911010008-s1.html

【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮朝鮮中央通信は1日、国防科学院が10月31日午後に「超大型放射砲(多連装ロケット砲)」の試射に「成功」したと報じた。連射システムの「完璧性まで検証され、奇襲攻撃で敵の目標区域を焦土化できるようになった」と強調した。北朝鮮は31日に平壌北方から日本海に向けて飛翔(ひしょう)体2発を発射していた。

 北朝鮮は9月10日にも超大型放射砲2発を試射したが、1発は陸地に落下し、失敗したとみられていた。前回の失敗を挽回し、実戦配備にさらに一歩近づけた形だ。日米韓当局は、超大型放射砲について軌道や性能から事実上の短距離弾道ミサイルとみている。

同通信は「最近新たに開発された戦術誘導兵器とともに敵の威嚇的な全ての動きを抑止して除去するための朝鮮人民軍の核心兵器となるだろう」と主張した。

 金正恩キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長は国防科学院の報告を受け、「大きな満足の意を表した」と報じられた。1日付の党機関紙、労働新聞は、移動式発射台からの発射場面の写真を掲載したが、金氏の姿はなかった。視察を見送り、米国など国際社会を過度に刺激するのを避けた可能性がある。









【感想】

文在寅政権は、内憂外患の四面楚歌状態となっている。金正恩からは金剛山観光施設撤去の指示でメンツを潰され、追い討ちをかけるように弾道ミサイルを発射された。日本のミサイル情報分析は優秀で韓国にも役に立つが、フッ化水素の輸出管理に対する報復のつもりで発表したGSOMIA破棄が、11月23日に失効すれば、有効な情報は得られなくなる。何よりもアメリカが、GSOMIA破棄撤回の最後通牒を突き付けてきた。文在寅は「日本が折れて日韓が仲直りしたので破棄を撤回してあげよう」というシナリオを描いて親書を送ったが、日本側の対応は「元徴用工判決を何とかしてよ」と素っ気ない。文在寅政権は、日韓請求権協定は遵守(判決不支持)して、三権分立も尊重(判決支持)する立場のため、自己矛盾を抱えて墓穴を掘っている。国内からも、タマネギ男で失点し、保守系100万人デモで追い詰められてきた。宗主国の中国に頼ろうとしても、サムスンから2兆円をカツアゲするような親分では、最後は切り捨てられる。とにかく、早く文在寅政権が倒れ、保守系政権となることを願う。





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