米国防長官が訪韓、GSOMIA維持を要請へ

エスパー国防長官が訪韓へ GSOMIA維持を働きかけ

https://www.sankei.com/smp/world/news/191108/wor1911080013-s1.html

【ワシントン=黒瀬悦成】米国防総省は7日、エスパー国防長官が13日から韓国とタイ、フィリピンとベトナムの4カ国を歴訪すると発表した。韓国のソウルでは鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防相らと会談し、文在寅政権が8月に破棄を決めた日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を維持していくよう要請する。

 GSOMIAは韓国時間の23日午前零時(日本時間同)に有効期限切れとなる。トランプ米政権と日本政府は韓国に対し、破棄を撤回するよう強く働きかけてきた。

国防総省のホフマン報道官は7日の記者会見でGSOMIAの問題に関し「北朝鮮の行動や、中国による地域の不安定化を図る取り組みといった、地域にとって最大の脅威への対処に(日米韓が)集中するためにも解決されなくてはならない」と述べ、協定の存続を韓国に働きかけていくと強調した

 エスパー氏の訪韓は8月に続き2回目。

 エスパー氏は続く訪問地のタイで東南アジア諸国連合ASEAN)拡大国防相会議に出席し、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた連携を確認する。現地では日米韓3カ国による国防相会談の実施も調整されている。








【感想】

韓国政府の表の論理では、日本が理不尽にもホワイト国除外としたので、報復としてGSOMIA破棄を決定した。しかし、裏の希望としては、アメリカ政府から外圧をかけてホワイト国復帰してくれれば、GSOMIA破棄を撤回してやろうかと考えている。トランプ政権としては、文在寅政権に愛想を尽かしているが、一応、自由民主主義陣営に引き止める最後通牒訪韓した国防長官から伝える。但し、軍事的側面からGSOMIA維持を強調するだけで、日韓関係とリンクさせる言及はしない。日本政府は、GSOMIA破棄で韓国だけが困り、日本への影響は軽微と認識している。また輸出管理厳格化とは別問題と扱っている。大枠は以上の通りである。そして、個別には、文在寅は、北主導の南北統一を目指しており、本音でGSOMIA不要、在韓米軍も不要、破棄による軍事侵攻の危険性が高まったことは日本のせいと考えている。金正恩は誓詞文を出してきた文在寅を子分と見下しており、悪口を言おうが袖にしようが頓着しない。北からの工作でGSOMIAを破棄させたと考えている。トランプ大統領は再選・中国・イランに比べて朝鮮半島の優先順位は低いと考えており、アメリカから先に動くことはない。今後11月23日以降で春先までに、核実験・ICBM試射・クーデター・戒厳令・小競り合い・テロ・内戦など、何が起こってもおかしくない。


なお、祝賀御列の儀が晴れ渡る秋晴れの中、滞りなく無事終了し感謝します。天皇皇后両陛下おめでとうございます。令和の御代万歳。





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