アメリカとイラン、睨み合いからジャブの応酬へ

イラク米大使館周辺に居座る群衆 解散の説得にも応じず

https://www.sankei.com/smp/world/news/200101/wor2001010031-s1.html

【カイロ=佐藤貴生】イラクの首都、バグダッドで12月31日にイスラムシーア派支持者らの襲撃を受けた米国大使館の周辺では1日、米国に反発する群衆が集まり、イラク軍幹部らが解散するよう呼びかけた。ロイター通信が伝えた。抗議活動を続ける群衆はイラク軍幹部らの説得に応じず居座っているもようだ。

 昨年10月に始まったイラクでのデモは、政府の経済失政に対する抗議のほか、イランが内政干渉しているとして批判してきた。ただ、今回の米大使館へのデモには、イランに近い民兵が参加していたとみられる。

米大使館へのデモは12月29日、米軍がイラク国内にあるイラン寄りの民兵組織カタイブ・ヒズボラの軍事基地を空爆したことが発端。少なくとも25人が死亡、55人が負傷した。

 米側は空爆に関し、米軍関係者1人が同組織によるロケット弾攻撃で死亡したことへの報復だとしている。イランの最高指導者ハメネイ師は1日、米軍の空爆を非難した。









【感想】

根底にはアメリカとイランの対立がある。米軍関係者1人が、イラン寄りの民兵組織ヒズボラのロケット弾攻撃で死亡し、米側は報復として、ヒズボラの軍事基地を空爆し、少なくとも25人が死亡、55人が負傷した。イラクの首都バクダッドのアメリカ大使館は、イスラムシーア派支持者らの襲撃を受け、デモを起こされ、座り込みをされた。トランプ政権は、イランに対し「戦略的な忍耐を弱さと混同すべきでない」と牽制した。アメリカは自国民に犠牲者が出ると黙ってはいない。中国や北朝鮮は、アメリカ人の死傷者が出ないよう、慎重に対応しているが、自国民の人命と人権は平気で踏みにじる。日本は、邦人を拘束され、尖閣に侵入されても、国賓で招こうとするお人好し国家である。しかし、敵は外部にいるだけでなく、内部でも、財務省は「中国経済危機に備えた日本企業を救出するための措置」と、安倍首相を騙して、中国に3兆円の通貨スワップを約束させた国賊である。国賓招待を閣議決定する前に、骨のある閣僚が靖国参拝をし、中国から譲歩を引き出してもらいたい。





by ロード




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