米軍、イラン革命防衛隊司令官を空爆で殺害 報復行動は必至

米軍、イラン革命防衛隊司令官を空爆で殺害 報復行動は必至

https://www.sankei.com/smp/world/news/200103/wor2001030014-s1.html

【ワシントン=黒瀬悦成】米国防総省は2日、イラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のソレイマニ司令官を攻撃し殺害したと発表した。同省は詳細を明らかにしていないが、ロイター通信は、イラクバグダッドの国際空港で3日未明、ソレイマニ氏らが乗った車列が空爆され、同氏やイラク民兵組織幹部らが死亡したとしている。

 国防総省報道官は声明で、攻撃はトランプ大統領の命令で実行されたとし、「外国の米要員を守るための果断かつ防衛的な措置だ」としている。

ソレイマニ氏は、イスラムシーア派武装組織の支援などを含むイランの対外工作を統括してきた重要人物。米国が同氏を殺害したことで、イランが報復行動に出るのは必至とみられ、中東情勢が緊迫化する恐れが強まってきた。

 国防総省はソレイマニ氏とコッズ部隊について「何百人もの米軍と多国籍軍の兵士を殺害し、数千人を負傷させた」と指摘。米民間人1人が死亡し米兵4人が負傷した、昨年12月27日のイラク北部キルクーク近くの基地に対するロケット弾攻撃を含め、過去数カ月間のイラク国内での多国籍軍の基地に対する攻撃を首謀してきたと非難した。

 12月末のバグダッドの米大使館襲撃もソレイマニ氏が命令したとしている。

 今回の空爆の狙いについて国防総省は「イランによるさらなる攻撃を抑止するため」とし、「米国は、世界のあらゆる場所で米国民と米権益を守るため、全ての必要な阻止を講じていく」と強調した。

 米国務省はコッズ部隊を「外国テロ組織」に指定している。











【感想】

アメリカとイランがジャブの応酬をしていたと思っていたが、実はストレートパンチの打ち合いであった。亨進二代王様が今年は長成期で闘いの年であると語られた通り、急に緊迫してきた。イラン革命防衛隊からの報復攻撃は必至である。トランプ大統領は戦争を好まないが、戦略的忍耐の限界を超え、テロ攻撃に対する予防措置に踏み切った。イラン側の出方次第では、大規模戦争に拡大する可能性もある。トランプ大統領は、リスクがあっても、やるべき時には躊躇なく軍事力を使う。これを見て金正恩は相当ビビったはずである。年末に振り上げた拳の下ろしどころがなく、四日間総会をしたり、新年の辞を見送ったり、チグハグである。形式的にせよシンガポールで非核化を約束して署名したが、事実上、反故にすると宣言した。米軍から攻撃することはないとたかをくくって短距離ミサイルを撃ち続けたが、一歩間違えば、イラン革命防衛隊の司令官と同じ運命となる。今年もトランプ大統領が天運に繋がっていることを祈ってやまない。年明け早々、世界の注目の的は中東に移った。激動の1年の幕が開けた。





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