イラン、旅客機誤射認める

【米イラン緊迫】「軍が誤って撃墜した」イランが旅客機誤射認める

https://www.sankei.com/smp/world/news/200111/wor2001110031-s1.html

【中東支局】ウクライナの旅客機が8日にイランの首都テヘランの空港を離陸直後に墜落した原因について、イランは11日、「軍が誤って撃墜した」と声明を出した。AP通信が伝えた。同機の技術的なトラブルが原因だとしていた主張を撤回した。

 声明は「故意ではなく、人的ミスだ」と強調。イラン国民や犠牲者の遺族に謝罪の意を表明した。 

 墜落したのはウクライナ国際航空のボーイング737-800型機で、乗員乗客176人全員が犠牲となった。

声明によると、イランの防衛システムが同機を敵と誤認した。










【感想】

当初、機体トラブルによる墜落と主張していたが、アメリカのみならず、多くの犠牲者を出したカナダもイギリスも、誤射を示す複数の証拠があると公表した。ニューヨークタイムズが公開した動画には、ミサイル命中の瞬間に放たれる閃光が映っており、爆発音も聞こえた。その後、現場からロシア製ミサイルの破片を撤去して証拠隠滅を図り、ブラックボックスをイランだけで解析すると苦しい発表をしたが、176人死亡した国際的な大事件で、逃げ通せないと観念し、イランは人為的ミスによる誤射であることを認めた。事件の経緯は、ソレイマニ殺害に対して、イランが数十発のミサイル報復攻撃をして、米軍の反撃に備え、極度の緊張をしていた時に、イランはウクライナ旅客機を米軍機と誤認し撃墜してしまった。イランは「アメリカの冒険主義が引き起こした」と苦し紛れの言い訳にもならない言い訳をして、国際的なイランの威信は失墜した。そして、ウクライナのゼレンスキー大統領から賠償金支払いを要求された。イラン国内でも、経済の不振・司令官殺害に対する形だけの報復・旅客機誤射と3連発を浴びて、プチ敗戦国となり、イラン国民を騙すプロパガンダも限界になった。英独仏露は、今こそトランプ大統領が言うように、現状のイラン核合意を離脱し、新たな核合意を結び、イランを国際社会にとって危険ではない国家に変え、中国包囲網構築に集中すべき時である。





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