統一原理は卓越した神学理論


1966年のアメリカとイタリアの合作映画「天地創造」という映画があります。
この映画は、旧約聖書の創生記にもとずき、
「天と地の創造」「アダムとイブの創造と失楽園
「カインによるアベル殺害」「ノアの方舟
バベルの塔」「ソドムとゴモラ」「イサク献祭」
などのエピソードから構成されています。
私は、この映画を学生時代に観ました。
そして、「旧約聖書って短篇小説集だったのか。」
という感想を持った記憶があります。
ひとつひとつのエピソードは、それぞれテーマを持ち、数千年に渡って伝承され続けてた珠玉の物語
ですが、全体を貫くテーマは、ハッキリせず、
敢えて言うなら「人間の愚かさ」のような漠然としたものしか思いつきません。
歳月が流れ、導かれ、原理講義を聞きました。
神の復帰の心情、復帰の執念を背景に
信仰基台・実体基台を一貫した軸として、
アダム家庭・ノア家庭・アブラハム家庭を連結して解説する流れは爽快でした。例えで言えば、真珠の粒に糸を通してネックレスにする感覚です。
短篇的な切り口では、イサク献祭からは無慈悲な神としか思えず、なにもそこまで、という気持ちが拭い切れず、なぜ、それが必要なのか説明できません。ところが統一原理では、3度目のアブラハムが三種の献祭に失敗してしまい。それでも人間を復帰したいと願う神の愛と執念の込められた名場面として見事に説明できます。
聖書を読んだこともなかった自分でも感動して献身したのですから、旧約聖書を読み込んで疑問を持ち、途方に暮れていた人が、統一原理を聞けば、聖書の奥義を解き明かす卓越した神学理論と出会った。と感激することと思います。

by ロード

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