真の人間始祖「独生女」を見て

真の人間始祖「独生女」(前編)(後編)
を見て、全く、大変な時代になってしまったと感じました。ノンビリとリハビリしている場合ではないという感覚です。

冒頭、「本部の赤石です。」と言い切り、堂々と家庭連合全体の公式見解ですと宣言しているように話し始めます。
言語明瞭、論理展開不明瞭な話の中に、盛り沢山のお父様のみ言や、当たり前の内容(例 父は、ひとりで子女を生むことはできません。)を含ませ、聞き手の思考を混乱させ、魔法にかけられたように、聞き手は抵抗できぬまま、結論だけ刷り込まれてしまうようです。普通の聞き手にとっては、九州有明サンクチュアリ教会ブログのように、話し手の手口を分析し、欺瞞を指摘することは、容易ではありません。むしろ、ほぼ不可能だと思います。

かつて冷戦時代にお父様は、勝共連合を立てて共産主義と闘われました。共産主義の背後にサタンが付いており、サタンの目的が、世界を共産化させることであり、人類を滅亡させることであると見抜いていらっしゃいました。

今、家庭連合は、偽基元節で全祝福家庭を堕落圏に引きずり降ろしましたが、まだその時には、真のお父様の権威の下に戻る祝福式という道がありました。しかし、今回の、4大聖物伝授及び聖酒式では、祝福家庭を決定的に堕落させ、人間始祖「独生女」講義で独生女神学の催眠術にかけようとしています。サタンの目的は、祝福家庭を堕落世界という牢獄に閉じ込めて、鍵を掛けてしまうことです。

1990年代前半、お父様が、冷戦終結後、共産主義の次に来るの脅威は、家庭の道徳問題である。と語られたことを、伺ったことがありました。その時は、「同性愛や不倫は、確かに大きな問題だけれど、人類を滅亡させかねない共産主義と同じほどの摂理的障害なのだろうか。」と感じました。しかし、このお話しを、現時点より振り返ってみますと、現在の家庭連合の問題を指していたのかと思えます。全祝福家庭を堕落させ、お父様のみ言と伝統を抹殺する状況を見れば、共産主義に匹敵するほどの脅威を持って、摂理を妨害していると言えます。

お父様の心情からすれば、手塩に掛けた全祝福家庭を失うことは、全人類が滅亡することを目の当たりにするような、深く心をえぐるような哀しみではないでしょうか。

かつて、人類を滅亡の窮地から守る崇高な理念に燃えて勝共運動に立ち上がった先輩諸兄の決意に負けないほどの覚悟を持って、お父様のみ言と聖書の伝統でエペソ人への手紙6章のように武装し、偽りの独生女理論にハッキリとNOと言える我々に早くならなければいけないと痛感しました。

by ロード

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