安倍首相の役割

長谷川幸洋ザ・ボイス そこまで言うか!2017年4月24日(月)



開始後5分〜13分

【内容】

今月だけで3度目の日米首脳電話会談が行われた。トランプ大統領は何かが起きたりヤマ場を迎えるたびに安倍首相に電話をして擦り合わせをしている。表面には、型通りのタテマエだけしか出ない。

アメリカから中国への北朝鮮向け原油禁輸の圧力は、実は安倍首相からトランプ大統領への指南であった。

米中首脳会談の晩餐会でトランプ大統領が習近平に突然シリア空爆の件を伝えた際に、習近平は目が泳いで何も反応できなかった。

これは、以前G20で安倍首相が習近平に突然挨拶した際に、習近平は何も言えなかった。という出来事をトランプ大統領に伝えた事が参考にされた。

各国首脳の中でも、新参者のトランプ大統領は、古参で情報が集まる安倍首相から手ほどきを受けている。プーチン習近平及び各国首脳への切り出し方や攻め方のアドバイザーとして頼りにされている。

ペンス副大統領訪日では安倍首相と、在日米軍を半島有事で使用するための日米地位協定に基づく事実上の事前協議が行われたようだ。

事務局レベルを越えて、トップ同士が頻繁に接触しているので、相当踏み込んだ所まで話は進んでいると思われる。

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【感想】

安倍首相とトランプ大統領の親密度は戦後最高となった。岸・アイゼンハワーの初ゴルフ、中曽根・レーガンのロンヤス関係、小泉・ブッシュのキャッチボールやプレスリー邸、これらの親密だった関係でも、アメリカ大統領から日本国首相に各国首脳の個人情報のアドバイスを頼られることはなかった。

トランプ氏が大統領に就任する前に、安倍首相は外務省から「オバマ現職大統領の在任中ではプロトコルに問題があります。」との忠告を振り切って、トランプ氏に会うため訪米した。ビジネスマンのトランプ氏は、この感覚を高く評価し、親しい関係を築く下地となった。

安倍首相の任期は最長2021年までとなり、2020東京オリンピックの日本の顔となる。日本の生存率50%と言われる艱難時代の大半の期間の舵取りを安倍首相に委ねることになりそうだ。自民党の支持率も高く安定政権となっており、若々しく見栄えのいい容姿は海外からも好印象を得ている。

安倍首相は、神様が立てたトランプ大統領に繋がる唯一の日本人政治家であり、日本が生き延びるための命綱だと思います。

by ロード


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