ヒラリーだったらロシアと核戦争になった理由

「その3」

速報版【馬渕睦夫氏 講演 II】新東京塾 第1回『アメリカ新大統領下で世界はどうなる』〜国際金融資本の世界戦略を阻止出来るか〜』グローバリズムVSナショナリズム



開始後69分〜78分


【内容】

ネオコンが起こしたウクライナ危機をメディアは、プーチンが起こしたと言っている。

プーチンに喧嘩を吹っかけたのはアメリカのネオコンであり、プーチンは防御的に反応せざるを得ず、結果としてクリミアを併合した。

ウクライナ危機の目的はプーチンを失脚させることだった。グローバル市場で世界を支配するためには、どうしても、プーチンを失脚させて、ロシアを支配する必要があった。

理由は、プーチンがグローバリストではなくナショナリストであることと、有名な地政学者のハルフォード・マッキンダーが、世界を支配するためにはロシアを支配しなければならないと言ったからであった。

20世紀初頭に活躍したマッキンダーは、どうすれば、イギリスが世界を支配できるかという視点から書いたが、その考え方をネオコンが利用した。

ロシアは既にロシア政府が支配しており、プーチンはロシアの指導者である。マッキンダーはロシアが世界を支配するとは言っていない。もし外部勢力でロシアを支配することができれば、その外部勢力が世界を支配することになると言った。だから、世界をグローバル市場で統一するためには、プーチンを倒す必要がある。

メディアは、ロシアは拡張主義だとか、プーチンソ連の栄光を夢見ているので信用できないといった、正反対の報道をしている。

この様な観点から、世界を救えるのは、プーチン大統領と安倍首相であると馬渕先生は考えた。更に言えば、プーチンが抵抗できるかどうかの鍵を安倍首相が握っており、北方領土問題の解決は世界平和につながると考えている。

グローバル市場とは、1%の金融エリートが99%の大衆ワーキングプアから搾取する体制であり、グローバリズムは21世紀の共産主義である。

今、世界の主要国の中でグローバル市場化されてない国は、ロシアとかなり危ない日本だけである。ロシアと日本がグローバル市場化を食い止めれば、世界のグローバル化を防ぐことができる。

最終的にアメリカの核兵器と対応するはロシアの核兵器しかないことも含んでいる。

ドーピング・ウクライナ・シリア・トルコなど様々な手を使い、プーチンは追い詰められ包囲網は狭まっている。

プーチンを暴発させるため、アメリカもやっているドーピングに関してロシアだけを叩き、ウクライナ東部に軍事介入するように仕向け、シリアで抜き差しならない状況にした。

トルコはNATOの一員だから、ネオコンエルドアンにロシアと戦争するよう圧力をかけたが、エルドアンは抵抗した。ロシア軍機撃墜で謝罪した翌日にイスタンブール自爆テロが起き、その後、クーデタ未遂が起きた。(もしも、エルドアンネオコンの言いなりになり、プーチンが暴発したら、NATO軍と衝突したかもしれない。)

そして、今の日本が置かれた状況と国益を考えた時に、誰が総理であるのが良いかと言うと、安倍さん以外にいないということで支持している。

安倍首相もグローバリストから圧力を受けている。





【感想】

恥ずかしながら、ハルフォード・マッキンダーという地政学者を知りませんでした。

亨進二代王様が、「ヒラリーが大統領になっていたら、ロシアと核戦争なっていた。」と語られていました。今になって、ようやくその理由が分かるようになりました。その理由とは、ヒラリーの背後にいる黒幕が、戦争してでもロシアを支配し、世界統一をするという目標を持っていることでした。ヒラリーはプーチンを露骨に挑発して喧嘩を吹っかけ、最終的には黒幕だけを生き残れる安全な場所に避難させて、核戦争に突入することになってしまったでしょう。

安倍首相、トランプ大統領、プーチン大統領、が手を組んで、グローバリストと対峙できるように応援して行きたいと思います。


by ロード


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