伊勢神宮を訪問した2016サミットの意義

【特番】平成二十九年 新春特別対談 - 渡部昇一氏と語る[桜H29/1/2]



開始後17分〜19分

【内容】

国の始まりに関係のある伊勢神宮に世界のリーダーを連れて行ったことは大きかった。

皇室の始まりであり、日本の国の始まりであり、20年毎に神社を建て直しし、それを千数百年続けていると紹介できた。

世界各国の人が一応頭を下げた。伊勢神宮の杜は全体が神の場所なので相当したたかだった。

伊勢神宮は木造なので建て直しを続けなければ消えてなくなる。世界で石造建築の文化がどれほど消えたか。

20年毎の式年遷宮や500年先を見越した植樹計画を知れば、世界のリーダーが尊敬心を持ち、とても追いつけないと思い、ちょっと素性がいいなと感じる。



【感想】

日本は、サミット参加国の中で、アジア代表であり、農耕民族代表でもある。安倍首相は狩猟民族の欧米諸国の中で孤軍奮闘されている。昨年の自国開催サミットで日本の歴史と伝統を紹介して弾みをつけ、今年のサミットでは見事にリーダーシップを発揮された。プーチン大統領との調整役も担える。戦後この様な総理の出現は始めてだ。

さて、愛国心は国家発展の原動力である。国民はもともと愛国心を持っている。愛国心をより強くするには、自国の歴史と伝統に誇りを持てるようになり、国力と文化に自信を持てるようになり、自然と景観に愛着を持てるようになることが必要だ。

日本をもっといい国にしたいと思ったときに、現時点で蔓延している自虐史観東京裁判史観)が間違っているならば、正さなければならない。

そして、国民同士の連帯感と先人に対する感謝の思いを持つようになれば、この国に生まれて良かったと実感するようになり、もっといい国にするには、どうすればいいんだろうと考えるようになる。

では、自分自身の現在の歩みを振り返ったときに、後世の子孫から感謝されるような内容があるだろうかと考えてみると、深刻になってしまう。


by ロード


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