ITツールはマスコミに対する反撃の銃

作家・百田尚樹氏が外国特派員協会で会見(2017年7月4日)



開始後69分〜71分


【内容】

百田氏は「朝日新聞の社長を半殺しにしてやる」と発言した。

その発言には背景がある。以前、北朝鮮問題が起きた時、朝日新聞が自問自答の記事を出した。自問「もし北朝鮮が日本にミサイルを撃ち込んだらどうするか?」自答「もし発射されたミサイルが1発だけなら誤射かもしれない・・」

今年の4月に緊迫した時期があった。もし北朝鮮が核ミサイルを撃ち込んで、朝日が「1発だけなら誤射かもしれない」と書けば「朝日新聞の社長を半殺しにしてやる」と言った。


【感想】

背景を知った上で発言を聞けば、見解の相違による議論の余地はある。

しかし、背景を知らずに発言を聞けば、百田氏はチンピラのような人だなという印象だけが残る。不公平な印象操作である。

昔はマスコミに叩かれても泣き寝入りすることが多かったが、今では徐々に反撃する人が増えてきた。言論界でも横暴なマスコミに対して、各種ITツールを利用して独自の発言を発信する、いわば反撃の銃を持つ人が増えてきたようだ。

今回は、会見映像をユーチューブにアップすることで、反論の特集TV番組を制作するくらいの効果がある。


by ロード


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