高橋洋一節全開、聞き応え有り

【DHC】9/12(火) 百田尚樹高橋洋一居島一平虎ノ門ニュース】




【内容】


開始後22分〜64分


国連決議は上限設定され全面禁止より緩められた感覚があるが、もし臨検があるなら、実質的に厳しい決議となる。


スペイン、メキシコは、北朝鮮ミサイルの日本上空通過に抗議して、北朝鮮大使の国外退去を要請した。


アメリカは世界一凶暴な国で、ベトナム戦争でも米西戦争でも、でっち上げてでもやる時はやる。(真珠湾攻撃ルーズベルトの謀略が通説であり、朝鮮戦争はアチソン発言で北朝鮮の侵略を誘い、イラク戦争では大量破壊兵器保有を口実とした)現時点で北朝鮮と戦争になった場合、報復対象は韓国と日本であり米本土は安泰なので、アメリカはやるかもしれない。


東京新聞は社説で「そもそも核ミサイルが脅威なら、なぜ(核エネルギーの)原発を停止しないのか」と無茶苦茶な論理的に飛躍した主張をしている。


Jアラートが鳴って着弾までに4分間ある。衝撃波という爆風で被害を受ける確率が高いから、屋内にいる時は地下へ、屋外ならビルの中へ、野原なら窪地を探せ、山影に身を潜めても生存率はだいぶ変わる。


北朝鮮問題は癌に似ている。初期治療すれば完治しやすい。末期では痛みを伴う手術(軍事行動)をためらうと手遅れになる。



現実的に日本をいかに守るかを考えた場合に、核シェアリングが最も有効と思われる。ドイツ、イタリア、ベルギー、トルコは、核を保有せず、基地を提供して、核を共同で運用する。強力な抑止力になり、暴発が少ない。左翼の主張とは逆に、防衛費増額や集団的自衛権や核シェアリングをすれば、戦争になる確率が低下する。これは学問的理論として定量的な結果が出ている。非核三原則の持ち込ませずがあると核シェアリングできない。北朝鮮核兵器を中国と核シェアリングすべきと提案したい。核シェアリングは運用コストも安い。実は1950年代にアメリカから日本に核シェアリングの提案があった。また、核シェアリングでは、核の選択が可能になるので戦術核に限定すれば、中国とロシアにとって脅威とはならない。外交、貿易、国際社会への参加、民主化、は戦争確率を減らす。防衛力増強と同盟強化も戦争確率を下げる。左翼は、話し合いか軍事行動かの選択と言うが、軍事的圧力の元でなければ、話しを聞いてもらえない。北朝鮮の核を認めれば、常に脅されて(奴隷国家となって)何でも言うことを聞かなければならなくなる。



エネルギーの問題はコストに帰結する。原発は事故処理のコストが莫大なので、将来的にはフェードアウト(徐々に減少して最終的に消滅する)する。以前は、原発核融合までの繋ぎと見なされていた。しかし即停止は現実的ではない。子孫に高レベル廃棄物を残すことは問題である。プルトニウム半減期は2万年以上だ。左翼は安易に「原発なくせ」と主張するが、即なくしたら、生活は成り立たないし、会社も仕事もなくなる。ただでさえ、家庭用電気代は2割増となり、業務用電気代は3割増しとなっている。






開始後76分〜86分


経済の基本は雇用であり、雇用に関して安倍政権は及第点と言える。雇用を作った政権は橋本、小泉、安倍の3政権のみで、橋本は消費税導入して景気を低迷させた。小泉は派遣の自由化をしたが雇用は生み出した。


消費税増税は不要だ。実は財政再建は終っている。もし本当に財政が大変なら、どうして円高になるのか。安倍首相は一度消費増税をして景気を悪化させた。その時、景気は下がらないと言った人の言うことは聞かないようになった。消費増税しても良い時とは、景気が良くなり過ぎて過熱して冷や水を掛けて欲しい場合だ。今の状況で消費税を10%にして冷や水を掛けると皆、凍え死にする。


ベーシックインカムについて、全く働かない人をどう扱うかは価値観の問題となり、世界では一般的に給付しない。縦割り制度は撤廃でき公務員の数は少なくなる。


地方自治体に多い単年度予算を複数年度予算にしてはどうか。条例を作ってロールオーバーするだけのこと。チェックする頻度の問題だけ。





【感想】

高橋洋一氏は、朝まで生テレビなどで何度も見たが、今回、始めてじっくり彼の意見が聞けた。朝生は、議論を引っかき回すだけで、方向性が見えにくい。DHCテレビは貴重な情報元として重宝している。



by ロード



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