小池氏の腹の中を忖度する

院内会派所属議員数

http://www.jun.or.jp/innaikaiha.htm


【忖度】

メディアでは、相変わらず安倍首相は森友・加計で説明責任を果たしておらず、疑惑隠しの解散総選挙であり大義がないと報道している。しかし国会では証人喚問などを通して、安倍夫妻の関与はないと結論が下されているが、残念ながら世論の風は安倍政権にとって逆風である。


そこに突然出現した小池氏の野望の党と揶揄される希望の党比例区では自民党を越える得票が予想される。民進リベラル議員を立憲民主党に押し込めることに成功はしたが、小選挙区自民党を越えることは難しいそうである。


もともと都知事は踏み台と見なしていた野心家の腹の中を以降で忖度してみる。


不要な発言の多い若狭氏は選挙後にすげ替えよう。3桁の衆議院議員を抱える国政政党の代表が都知事を兼務すると、あらぬ批判を受けそうだ。「国政というより高い視点から都政を変えて行く」これを大義名分として衆議院選に出馬しよう。都知事の後任候補は誰にしようか。前原氏は民進党の残務処理があるし、彼を推すと良からぬ密約批判を受けるからやめておこう。小泉純一郎氏なら脱原発で一致しているが政界復帰するだろうか。橋下徹氏は東京には興味がないと言っているし、細野豪志氏なら弁も立つしイメージも良いから、私への批判も軽減されそうだ。さて、肝心な首相指名だが、自民党単独過半数を取れば、安倍総理で決まり。そうでなければ、希望の党が第二党であっても、理論上は連立の組み合わせで逆転はあり得る。都議選で連携した公明党に秋波を送ってみようか。でも国政じゃ難しいだろうな。まあ今回は総理になれなくても、自民党議席を減らし、第二党の党首で、政権交代の受け皿を持つ、初の女性総理候補も悪くないな。もし自民党が不祥事を起こし、早期に解散総選挙があれば、東京オリンピック都知事ではなく、首相として登場できるしな。私も65歳なのでピークは後3〜4年かな。勝負ドキを見誤ると小沢一郎氏のように花を咲かせずに終わっちゃうしな。「衆議院選には100%出ません」と言ってたって「100%日本に尽くします」と言い変えて出馬するなんてことは政治の世界じゃ当たり前なんだから気にしないでおこう。それに選挙区なんて、どうにでもなるんだから、出身地の兵庫でもいいし、東京の選挙区で交代してもらって、その候補に比例単独一位になってもらうのも手かな。小泉進次郎氏は、もし私が出馬すれば都政をないがしろにすることになり、もし出馬しなければ国政をないがしろにすることになる。と好き勝手に発言しているが、気にしないでおこう。さてと、いつ風を呼ぶんですか。それはもちろん、今でしょ。


もしも小池氏が公示前に衆議院選に鞍替え出馬したなら、上記の推論も当たらずと言えども遠からずであろう。


ヘンな例えで恐縮ですが、現在の政局を関ヶ原の合戦に例えてみる。淀君(小池氏)は秀頼公と共に、戦場(衆議院選)には赴かず、大阪城都知事)に篭ったため、敗戦衰退の道を辿った。もし戦場に馬印を立てていれば、東軍(自民党)の福島正則らの槍先は鈍ったはずである。例え勝利できなくとも(第二党となっても)家康公(安倍総理)に心意気を示すことができ、豊臣家滅亡(民進党の二の舞)を防ぎ、徳川家との協調路線(大連立)を模索することができたと思う。




by ロード



クリックして応援してね。
にほんブログ村 哲学・思想ブログ サンクチュアリ教会へ
にほんブログ村