投票日より以上に公示日までの動向に注目が集まる総選挙

菅義偉官房長官みんなの党は返した」と批判「堂々出馬宣言を」と小池氏挑発も

http://www.sankei.com/smp/politics/news/171004/plt1710040062-s1.html



希望、擁立区も「選別」…「敵対度」で対応に差

http://sp.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/news1/20171004-OYT1T50024.html?from=ytop_main2



新党候補らへ民進資金…原資は公金、与党が批判

http://sp.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/news1/20171004-OYT1T50014.html?from=ytop_ylist


民進、希望に7.6億円“上納”か 立憲民主にも

http://www.sankei.com/smp/politics/news/171004/plt1710040013-s1.html



連合会長、民進解党は「身を捨てる覚悟の決断」

http://sp.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/news1/20171004-OYT1T50049.html?from=ytop_main1




日本の命運を左右する選挙であることに異論を唱える人は皆無であろう。メディアは三極対立(自民・公明、希望・維新、共産・社民・立憲民主)と言うが、まだまだ公示日までに一波乱ありそうだ。


まず、小池氏の出馬の有無が取り沙汰され、色々な推測が飛び交っている。最終的には本人の決断次第となるが、風向きに多大な影響を及ぼすことは必至である。新党ブームの風は1回限り、次回の総選挙でノコノコ出馬してきても、何の新鮮味もない、下手をすれば賞味期限切れで廃棄されてしまう。今回または次回に本気で政権交代し総理を狙おうとしているなら、今回出馬した方が確率は高いと思う。


希望の党による「立憲民主党なら対抗馬を出し、無所属なら対抗馬を出さない」方針の目的が分かりづらい。始めに民進リベラル候補を排除し噛み付いたのは希望側で、弾かれ噛み付かれた者が枝野新党に集結した。先月までの仲間を仇と見なして残党狩りをすると遺恨を残す。立憲民主党への入党を迷っている候補に「入ると刺客が送られるよ、無所属で当選すれば、事後公認の道もあるよ」と牽制することだけが目的なのか。希望の党は、何のためにこの方針を取ったのであろうか、何がメリットなのかよく分からない。


名目上、前原代表1人を残す民進党には100億円以上の内部留保金がある。前原代表は民進党から公認を出す気はない。仮に個人活動費として1人1千万円を渡したとしても90億円以上は残る。本来、血税による政党交付金は国庫に返還すべきと思う。前原氏以外の者は籍を民進党に残したまま希望の党から公認をもらって個人活動費を使い切ってから離党する。法的に合法だとしても道義的に問題がある。形式的にまだ民進党を離党していないので、前原氏と、どんなやり取りがあるか注目される。さすがに金を持った前原クーデター第2弾は、ないとは思っている。


連合の動きも不可解である。民進解党前に前原・神津の秘密会談があり「民進党の政策を希望の党が丸呑みするなら解党合流を了承する」と条件を付けられた。蓋を開けてみると、希望の党による個別選別だった。普通なら、騙された話が違うと報復を開始するところだが「特定の政党を支援せず、各候補者を個別に支援する」方針だという。更には、5日の定期大会で、連合の影響力を低下させた神津氏が再任される見通しである。保守系支持者としては嬉しいことであるが、サッパリ訳が分からない。


投票日より以上に公示日までの動向に注目が集まる総選挙は珍しいと言うより、今回が初めてである。民進党の解党ドタバタ劇で所属議員は右往左往した。近い将来に、家庭連合の破産ドタバタ劇で所属信徒が右往左往して迷惑を被るデジャブとならないことを祈ります。




by ロード



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