憲法改正しないと侵略される具体例

【DHC】10/10(火) 百田尚樹我那覇真子居島一平虎ノ門ニュース】





開始後60分〜70分


【内容】

中国では尖閣を取る準備は進んでいる。中国は本気で尖閣を取ろうとしている。中国高官もそのような発言をしている。中国の公船は波の高さが4m以下の日は毎日、尖閣に来る。近い将来、性能の良い船ができれば、365日来れるようになり、それを何年も続ける。すると、世界の国々は、尖閣諸島で日中が領土問題としてもめてるようだが、実際に実効支配しているのは中国だなと思う。いずれ中国は尖閣に上陸したいと思っているが、その時、最も怖い存在は米軍である。中国の潜水艦や空母では、米軍には太刀打ちできない。米国防省尖閣日米安保の範囲内であると言っている。もし尖閣が取られたら米軍が取り返しに出動すると約束しているので安全かと思うと、そうではない。米軍が出動するには2つの条件がある。1つ目は、以前、米国防長官が日本の総理に「もし自衛隊が戦わなければ米軍は出動しない」と語った。つまり、自衛隊が戦う必要があるが、ネックになるのは憲法9条だ。総理が防衛出動を出せるか、自衛隊が前線に立てるか、足を引っ張るのが現憲法だ。自衛隊が出なければ、米軍も出ることはなく、尖閣はむざむざ取られる。そして、米軍が出動するための、2つ目の条件は、尖閣が日本の施政下つまり実効支配であること。このように考えると恐怖を感じるが、ただ沖縄の在日米軍にとっても脅威が増大するので簡単には取らせることはない。もし尖閣が取られると3年以内に軍事基地ができる。沖縄と台湾に向けたミサイルを配備されると厄介になる。そこで、中国としては戦わずに尖閣を取りたい。そのシナリオは99%こうである。漁民を装った偽装漁民が緊急避難で尖閣に上陸し、本国にSOSする。中国の軍艦が救助に来て、兵士が上陸する。漁民が病気だと言って尖閣に居座る。日本の海上保安庁に排除ができるか。もっと言えば、中国軍艦の兵士が上陸することを阻止できるか。この話を統幕長にしたことがある。「あらゆる可能性は考慮しています」と答えた。以上の内容を踏まえて、いずれにしても憲法9条の改正は急がれる。





【感想】

米ソ冷戦時代には、現憲法でも安全は保証されていた。なぜなら、背後で超大国が睨みを効かせていたため、第三次世界大戦にエスカレートするような小競り合いは発生しなかった。また、当時の中国や北朝鮮は弱小国であり、仮想敵国になり得なかった。しかし、世界情勢は変化し、北朝鮮核兵器保有し、核保有国同士の戦争が始まろうとしている。


万一尖閣が取られミサイル基地が配備されると、沖縄の米軍がグアムまで後退する可能性が生じる。沖縄米軍がいなくなり、朝鮮半島北朝鮮主導で南北統一されると、九州はもちろん、日本全体の存亡の危機を迎える。その時になってから、憲法改正の議論を始めても手遅れである。


この意味でも、今回の解散総選挙は非常に重要である。



by ロード



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