リベラル勢力の動向、日本流の二権分立

馬渕睦夫『和の国の明日を造る』第67回「テーマ:いよいよ総選挙に突入」

(その2)





開始後23分〜32分


【内容】

いよいよ総選挙に突入した。党首討論を見ても安倍総理以外の党首の言うことは矛盾の塊である。共産党は矛盾していないが、最初から立ち位置が間違っている。間違った上でブレてないだけだ。


今回の選挙の争点は、有事の際に日本を誰に任すべきかの一点に尽きる。これに対応できる党は1つしかない。今回の選挙は、野党の再編ではなく、保守の再編だ。結果的に左派リベラルの自滅となるだろう。


自民党の中にもリベラルがいる。対外的には北朝鮮問題であるが、国内的には皇室問題がある。保守を再編して、日本を守らなければならない。すなはち、皇室を守らなければならない。リベラル側の第一歩は、女性宮家の創設である。


日本は、権威と権力の二権分立である。権威は天皇陛下、権力は内閣となっている。





【感想】

安倍自民党の勝利は揺るがないとして、解散直後に民進党が解党し、民進リベラルが追い出され、立憲民主党から立候補する選挙区には希望の党から刺客が送られる状況となり、リベラル衰退の流れができていた。しかし、小池氏不出馬で希望の党が失速すると、立憲民主党が反安倍の受け皿として浮上してしまった。当初は、自民290、希望100、公明35、その他となるところが、与党は予想通りとして、希望60となり、希望で取りこぼした分が、立憲民主や無所属に流れ、リベラルが自滅せずに、延命してしまう可能性が増大し、将来の火種を残すことになり残念である。


私見ですが、将来的に日本流の三権分立を目指せば良いかと思います。血統及び宗教的権威の王権、地方自治の最高権威で国民統合の象徴としての天皇、具体的な権力機構の国会・内閣・裁判所、そして、いずれにしても、日本国の将来を真剣に考えるなら、真面目に天皇制について学ばなければならないと思っています。



by ロード



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