トランプ大統領、アジア歴訪日程の凄味

【ワシントン=黒見周平】


http://sp.yomiuri.co.jp/world/20171016-OYT1T50082.html?from=ytop_ylist


ホワイトハウスは16日、トランプ大統領が11月3~14日に予定する初のアジア歴訪の日程を発表した。
ハワイ州を経由し5日に来日する。6日に安倍首相と会談し、北朝鮮による拉致被害者家族と面会する。

 7日には韓国の文在寅ムンジェイン大統領と会談する。韓国国会で演説し、北朝鮮への圧力を最大化するため、国際社会に団結を呼びかける見通しだ。8日は北京に移動し、中国の習近平シージンピン国家主席と会談する。

 10日にはベトナム・ダナンでアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席。関連会議でインド・太平洋地域について演説する。フィリピン・マニラでは東アジア首脳会議(EAS)に参加する。





【感想】

この記事を読み、正直、驚きました。最初の訪問先を日本として、拉致被害者家族と面会されることもさることながら、韓国での日程に国会演説や宿泊も含まれ、平和時の歴訪と変わらないことに、アメリカの凄味を感じました。


トランプ大統領と金正恩が罵倒し合い、ミサイル発射と軍事演習を見せつけて、まるで開戦前夜の様相を呈する中で、肝っ玉の座った訪韓である。よく警備担当部署が許可を出したものだと感心しました。DMZに隣接する多連装ロケット砲など問題外と言っているに等しい日程です。国会演説中は米軍ヘリを待機させ、宿泊は米軍基地内で離陸準備したエアフォースワンの中で休まれるのだろうか。


心配し出すとキリがないのですが、潜伏している工作員によるテロも、ドローン来襲も、米国内での反対デモや暴動計画も、あらゆる状況を想定し、大丈夫と自信を持っての日程発表ですから、言外に「オラ、腰抜け野郎、かかってこいや」と威嚇しているようです。


日米首脳会談では有事の際の後方支援などで突っ込んだやり取りが予想され、韓国の国会演説では、北朝鮮への圧力を最大化するため、国際社会に団結を呼びかけ、米中首脳会談では、戦闘行為や戦後処理に対する最終確認が詰められるだろう。トランプ大統領の決意を各国首脳に直接伝える最終的な戦争準備のための歴訪になると思う。


トランプ大統領がアジア歴訪を終えて帰国した後には、何が起きても不思議ではない。韓氏オモニの背信で韓国は条件をなくしており、亨進二代王様が何度も審判について語られていることを思うと、戦争が起きずに何ヶ月も経過することを想像することができない。


歴訪中のトランプ大統領の安全を心からお祈りします。



by ロード



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