中国共産党大会の注目ポイント
中国共産党大会が18日開幕 習近平主席、長期支配へ布石打てるか
http://www.sankei.com/smp/world/news/171016/wor1710160044-s1.html
『ニュース女子』 #128(トランプ政権・中国共産党・政治家)
開始後28分〜41分
【内容】
中国共産党全国代表大会が10月18日に開催され、この党大会で今後5年間の党内での地位・序列が決定される。習近平が総書記を更に5年続けることは確定的だが、ポスト習近平を巡る権力闘争は熾烈を極めている。中国には3つの派閥があり、江沢民派の上海閥、胡錦濤派の共青団、習近平派の太子党がある。習近平は就任以来、汚職摘発で政敵を排除してきた。ポスト習近平で胡錦濤派の胡春華と孫政才が有力であったが、陳敏爾がポスト習近平に内定したと報道されたがどうなるか。中国共産党組織図では、政治局常務委員7人、共産党員9千万人、となっており、序列は習近平、李克強、張徳江の順で、68歳以上は引退するため5人が入れ替わる。習近平は文化大革命の時代に穴蔵生活をして苦労し、表情がなくなった。王岐山は秘密警察のトップだったが引退するだろう。ポスト習近平の常務委員候補は、胡春華、栗戦書、陳敏爾である。習近平は半永久的独裁を望んでおり、安倍首相との相性が悪い。
【感想】
激しいミクロの動向にあわせ、マクロでも、18日から中国では共産党大会、22日に日本の総選挙、11月3~14日にトランプ大統領のアジア歴訪と半島危機の行方に直結する大きな動きが連続する。
中国は建国以来68年を経過した。共産主義が70年を越えられないことを思うと、5年後の次回共産党大会はないかもしれない。艱難時代の後半も習近平体制となり、安倍首相との相性は悪い。
世界が注視する中国共産党大会の注目ポイントは、ポスト習近平とチャイナセブンが決まる点である。
独り善がりのヘンな喩えで恐縮ですが、中国は覇権を狙う野心家の伊達政宗、アメリカは徳川家康、日本は二代将軍徳川秀忠、秀忠は家康と一体化していれば、政宗を恐れることはない。家康のカリスマ性と秀忠の立ち振る舞いが優秀だったので、徳川260年の基礎を築くことができた。
by ロード
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