10月25日、党主席に習近平氏を指名か
【Front Japan 桜】民主主義と選挙 / すねに傷持つメーカーの明日[桜H29/10/18]
開始後16分〜20分
【内容】
18日に中国共産党大会が始まり、第2期習近平体制の指導部が25日に選出される。中国の共産党大会は、会社に例えると株主総会のようなものであり、その前に役員会に相当する7中総会で共産党大会に上げる議題を決めておく。今回の共産党大会で、習近平体制を強化することを承認するかどうか。
中国は、国家よりも共産党の方が上にある。現在、習近平は国家主席だが、強い指導者が着く共産党主席の座は長らく空席だった。習近平は党主席を狙っており、共産党大会で党主席に指名されるか注目される。中国共産党大会は今後5年間のシナリオを決める大会である。例えば 国営企業改革には、北京の主導する改革解放派と習近平の主導するマルクス経済学派がある。習近平はマルキストなので中国経済が先祖返りして、民間企業をどんどん国有化し、中国で無血の共産主義革命が本当に起きるかもしれない。
【感想】
習近平が35年間空席だった党主席に就任して独裁体制を強化し、マルクス経済学に則った経済政策を遂行すれば、せっかく鄧小平から積み重ねてきた経済基盤を台無しにしかねない。中国バブルが軟着陸できないと世界恐慌の懸念すら発生する。笑わぬプーさんのおかげで世界中が笑えなくなる。
by ロード
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