トランプ大統領の安全をお祈りします

馬渕睦夫『和の国の明日を造る』第70回「テーマ:トランプ大統領のアジア歴訪」

(その1)





開始後16分〜33分



【内容】

ケネディ文書公開とアジア歴訪とFRB議長選定とは関係している。トランプ大統領と旧エスタブリッシュメントで駆け引きがあり、北朝鮮FRBでトランプ大統領は追い詰められている。歴代大統領はFRBが推薦してきた人物を議長に選定する過程で黙っていた。トランプ大統領はFRB議長選定に自分の色を出すと言っていたが、これは危険である。ケネディ文書で公開しない文書もあると言うことは、ディールができたかもしれない。事実上、北朝鮮を生き長らえさせ支援してきたのは、アメリカの旧エスタブリッシュメント軍産複合体ネオコン)だった。トランプ大統領は北朝鮮を延命させて世界戦略に使うことはしないと言った。なぜ、北朝鮮が正面からアメリカを挑発できるのか。金正恩のバックでネオコンが支えている。特に戦後の世界は国境単位ではなく、国際金融資本家の私益で動いてきた。北朝鮮に対して、ICBMさえ持たなければ核保有を認めると言う解決策はない。アジア歴訪の目的は、北朝鮮問題をどうするか安倍総理と打ち合わせて習近平と最後の確認をするため、習近平には引導を渡す。プーチンとは接触している。後は付け足しだ。不測の事態を心配している。あえてアジア歴訪前にフェイク調査による低支持率を発表したことには意図がある。留意すべき点はアメリカが騙されて北朝鮮を生き長らえさせたわけではない。ネオコンにとって北朝鮮の存在に価値があった。ヤルタ会談以降、アメリカは騙されておらず、意図的にしてきた。




【感想】

行間を忖度しながら聞くと、トランプ大統領とネオコンは水面下で激しい駆け引きをしている。世界のどこかで紛争が起きるとアメリカの軍産複合体は儲けることができた。北朝鮮ネオコンにとって紛争の火種として存在価値があったので、支援して延命させてきた。トランプ大統領は北朝鮮に核ミサイルで脅されることが我慢ならず、軍事力を用いてでも秩序を取り戻すと決意した。アジア歴訪は軍事的解決を前提として日本と中国に対する最終確認であり、火種として残したいネオコンと対立する。FRBの次期議長パウエル氏がどちら側の意中の人物かは不明であるが、ネオコン側とトランプ大統領側の双方が合意して推薦したとは思えない。ケネディ文書は当初、3千件を公開とされたが、ネオコンやCIAの弱みが含まれる2百件が非公開となり、ディール成立かと思われたが、その後、2百件も公開するとツイートしたので、ディール決裂とも思える。このように、ネオコンの思惑に、ことごとく歯向かうトランプ大統領は目の上のタンコブに映りかねない。米国内に比べて警備の薄いアジア歴訪中で、暗殺の危険性がないと言い切ることはできない。


アジア歴訪中のトランプ大統領の安全を心からお祈りします。




by ロード




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