人質の身代わりで死亡の憲兵隊員に国民追悼式 仏南部スーパー襲撃テロ

2018.3.25


http://www.sankei.com/smp/world/news/180325/wor1803250020-s1.html


【パリ=三井美奈】フランス大統領府は24日、仏南部で23日に起きたスーパー襲撃テロで人質の身代わりとなって死亡した治安部隊員に対する国民追悼式を近く行うと発表した。エマニュエル・マクロン大統領は声明で「国民を守るため、生命をささげた」と隊員をたたえた。

死亡したのは、国家憲兵隊のアルノー・ベルトラム中佐(44)。スーパーに侵入したラドワン・ラクディム容疑者(25)が2人を射殺して立て籠もった際、現場に駆けつけ、交渉の末に人質の女性の身代わりになった。ひそかに携帯電話を通話状態に保ち、店を包囲していた警察や治安部隊に内部の様子を伝えた。

 立て籠もりから約3時間後、店から発砲音が聞こえ、治安部隊は店内に突入。容疑者を射殺した。中佐は撃たれて重体となり、24日、死亡が発表された。

 容疑者は店に侵入したとき、イスラムスンニ派過激組織「イスラム国」(IS)の兵士と名乗り、仲間の解放を求めると主張。治安部隊が突入すれば店を吹き飛ばすと脅した。報道によると、銃やナイフのほか、手製の爆薬装置で武装していた。一連の銃撃事件で中佐を含めて4人が死亡した。







【感想】

フランスのベルトラム中佐の美談を読みながら、考え込んでしまった。


私はベルトラム中佐以上の決意と心情を持って、鉄の杖摂理に向き合ってきたのだろうか。ただ、オモチャのライフルを構え、商品券を取り寄せて、ひと安心していなかったか。緊急事態に遭遇した時に、尻込みするだろうか、一歩踏み込めるだろうか。思考実験してみる。他人のために命を捨てられるか、たぶん難しい。では、亨進二代王様を守るためなら、命を捧げられるだろうか、そのような自分でありたいと強く願っている。じぁ、家族のためならどうだ、天一国のためならやれるか。将来、実物のAR-15を手にした時、それに相応しい決意と内的心情を備えていなければ、価値は半減してしまうだろう。





by ロード




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