陸上自衛隊イラク派遣部隊の日報

産経抄
2018.4.7


http://www.sankei.com/smp/column/news/180407/clm1804070003-s1.html


空前絶後の暴挙」「シビリアンコントロール文民統制)の危機」「隠蔽(いんぺい)が安倍晋三政権の特徴」…。陸上自衛隊イラク派遣部隊の日報が、発見から1年以上も公表されなかった問題で、おどろおどろしい言葉が飛び交っている。確かに考えられない事態であり、野党は安倍内閣の退陣を求めている。

▼ただ、5日夜に話した自衛隊大幹部は「自衛官としての勘」と断ったうえで、こんな見方を示した。「恥ずかしいほど根は浅い話なのではないか。担当者らは『えっ、求められていたのは南スーダン国連平和維持活動の日報だったのでは』という感覚だったのでは」。

 ▼特に日報が見つかった陸自研究本部(現・教育訓練研究本部)は、浮世離れした部分があり、世間の騒動に鈍感なのだという。この幹部は明言した。「安倍政権と何の関係もない10年以上前のイラク派遣時のことを、隠す理由は何もない」。

 ▼とはいえ6日には、航空幕僚監部にもイラク日報が保存されていたことが発覚した。意図的な隠蔽か、ばかばかしい凡ミスか。いずれにしろ、防衛省の調査チームによる徹底的な全容解明が必要であり、与野党双方の議員が、行政府の文書管理のずさんさに怒るのも当然である。

 ▼そうではあるが、これでまた国会が空転し、審議の中身がその追及ばかりになるかと思うとむなしい。間近には安倍首相とトランプ米大統領の会談が控え、その先には韓国と北朝鮮の首脳会談、さらには米朝首脳会談も待ち構えているのである。

 ▼複数の政府高官は、米朝会談の結果次第で在韓米軍の撤退もあり得るとみている。そうなれば、日本の安全保障環境は戦後最大の激変期を迎える。国会では本来、そうした大きなテーマをこそ論じてほしい。







【感想】

日本の安全保障環境が戦後最大の激変期を迎える時に国賊野党は国会を空転させ、国民の関心を重大案件からズラすためにマスゴミが騒いでいる。安倍政権とは無関係であり機密文書でもない森友文書・陸自イラク日報で隠蔽・改竄と声を荒げても意味はない。野党とマスコミの異常さに気付くまともな国民は増えているので、正しく民意を反映する国政選挙では安倍政権は連戦連勝である。ネット放送などで、正論を主張する論客も増えていることもあり、国民が無意味な世論調査に振り回されることなく、野党とマスコミに三行半を突き付ける日が近付いて来た。昨年、北朝鮮の脅威を全く感じない韓国世論を能天気とみなしていたが、現在の森友文書・陸自イラク日報の騒動で世界から冷笑されていることをもっと自覚すべきである。




by ロード



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